2001年6月30日(土)〜7月1日(日)

丹沢

鍋割山 大石山 桧洞丸

6月30日 雨〜曇

渋沢駅⇒バス⇒大倉745→歩→二俣900−910→歩→後沢乗越955−1010→歩→鍋割山1125−1155→歩→鍋割峠1210→歩→雨山峠1255−1315→歩→雨山橋1340−1400→歩→ユーシン1420
[ユーシンロッジ泊]

7月1日 晴

ユーシン600→歩→大石山715−735→歩→同角ノ頭855−910→歩→桧洞丸1025−1055→歩→熊笹ノ峰1120→歩→犬越路1235−1300→歩→日蔭沢橋1345⇒車⇒橋本駅

1泊2日 単独

四十八瀬川沿いの林道(未鋪装)を遡る。新しい林道を左右に分け、対岸に県立登山訓練所跡の建物が見えるとまもなく二俣である。二俣にゲートがあり、この先一般車は進入できないが、さらに15分ほど林道が続く。林道終点から登山道に入る。鍋割山までよく踏まれた歩きやすい道が続く。鍋割山から雨山峠へ向かう。雨山峠方面は通行禁止との表示があったが、構わず進む。鍋割山から数分下った所で直接ユーシン方面に下ると思われるルートが分岐する。木に「←ユーシン」と赤ペンキで大きく書いてあった。鍋割峠と雨山峠の間に数カ所鎖場がある。特に1108m地点の先の数10mの下りは険悪である。急でザレているので滑落しないよう注意する。雨山峠から雨山橋に下る。「沢沿いの登山道ですので、荒天時には通行しないでください。」との看板があった。雨山峠と雨山橋の間は、沢の中を歩いたり、沢の出合を横切ったりする。新しい階段や桟道が設置されていたが、確かに大雨の時は入らない方が良さそうだ。雨山橋からユーシンまで林道歩きである。ユーシンロッジは、普通の山小屋とは少し違った雰囲気である。夜、風呂に入った。老夫婦と思しき管理人さんはとても親切だった。次の日、ユーシンロッジ脇のユーシン公園橋を渡り、同角山稜への登山道に入る。ユーシンから15分くらい登った所にあずま屋がある。さらに30分ほど登ると大石という巨石がある。石の上に出ると周囲の眺めがすばらしい。大石山の三角点は登山道から少し入った所にあった。大石山の先で数10mの鎖場を下る。ここもザレていて足場が悪い。同角ノ頭とその手前の1353m地点の鞍部のキレットは、新しい橋が架けられていて危険は感じなかった。同角ノ頭への登りにも所々崩壊している箇所があるが、整備されていて特に問題はない。同角ノ頭頂上はブナ林が見事で、好ましい雰囲気である。同角ノ頭から約40分で石棚山稜のコースと合流、さらに15分ほどでツツジコースと合流した。桧洞丸頂上手前のブナ林には、ブナの根を傷めないよう木道が設置されている。林床はマルバダケブキの群落になっている。桧洞丸から犬越路を目指した。途中数カ所、ハシゴや鎖が設置されている箇所がある。熊笹ノ峰の先の鞍部から神ノ川へ下る道が分岐する。犬越路手前にも犬越路トンネルへの分岐がある。犬越路から日蔭沢橋にかけては、沢沿いのルートで一部荒れている箇所もある。沢を2回渡ると、やがて道は簡易鋪装が施された林道となる。左手に古い小屋を見ると、まもなく神ノ川ヒュッテの脇に出た。ひょんなことから神ノ川ヒュッテでお茶とそばをごちそうになってしまった。さらに神ノ川ヒュッテから橋本駅まで車に同乗させていただいて、最後のおよそ2時間の林道歩き(舗装路)は省かれた。ただただ感謝である。2日目は天気に恵まれ、まるで冬場のように富士山がくっきり見えてきれいだった。(2001年7月11日記載 2001年8月26日更新)

 


桧洞丸への登りから富士山を見る(2001年7月1日)

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