■立沢から沢沿いの林道に入る。大部分簡易舗装が施されている。途中に熊出没注意の看板があった。■約50分で林道終点に達し、登山道が始まる。前に来た時は見当たらなかった道標が所々に設置されており、これに従って登っていく。■林道終点から25分ほどの登りで達沢山と京戸山の間の稜線に出た。■ここから達沢山を往復した後、京戸山に向かう。■京戸山三角点には「ナットウ箱山」と書かれた新しい看板があった。■1430m地点から北側の尾根に入る。途中に尾根が痩せている箇所もあるが、通行に支障はない。■空沢峠に「京戸山・達沢山登山道」と書かれた標識あり。林道に出ると思われる踏跡が左に下っていくが、尾根上を直進する。■すぐに防火帯のような伐採地に出る。尾根が左右に分かれるが、左へ進む。■数分で林道に出た。ここから正面に聳える雲母山を往復する。標高1213.7mの三角点峰が雲母山である。■林道から微かな踏跡を拾いながら登っていくと、10分ほどで雲母山頂上に到着した。三角点があるだけの静かな場所で、樹間に大菩薩連嶺が見える。■林道まで戻り、ここから林道を歩く。林道と言っても土の道で、幅が広い山道といった感じである。■およそ15分で岩崎山の登り口に着く。■岩崎山は、雲母山の北東に位置する南北に細長い頂上を持った山である。地形図に山名等の記載はない。日蔭雁ケ腹摺山と呼ぶ人もいるようだ。■岩崎山頂上に場所を示す標識等は何もなかった。■岩崎山から1014.1m三角点まで約20分。途中にかなり勾配が急な箇所がある。■1014.1m三角点で北東に向きを変え、緩やかに下っていくとテレビの中継アンテナがある。一瞬この先の道を見失うが、南へ薄い踏跡があるのでこれをたどるとやがて北に向きを変え、踏跡もはっきりしてくる。■途中で送電線巡視路と合流し、これに従って下っていく。■2万5千分の1地形図によると、道は中央自動車道のトンネルの上を通って鶴瀬橋に下りているが、今回たどった道はトンネルの西側の果樹園に続いていた。■果樹園から中央道下り線を越え上り線をくぐり自動車道に沿った簡易舗装の道を行くと、15分ほどで鶴瀬橋に出た。■鶴瀬橋から甲斐大和駅まで車道歩き。約25分。■京戸山から下山地点までは途中の林道を除いて何となく踏跡がある。尾根を外さないよう注意する。■今回、雪はほとんど無かったが、雪があれば難渋したかもしれない。(2002年1月28日記載 2002年3月25日更新)
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