■田向でバスを降り、バスの進行方向に数分進むと左側に前岳と位牌岳を指す道標がある。道路のすぐ下を流れる澱んだ川を渡り、対岸の山道に入る。■数分行くと金比羅宮という祠の脇を通り過ぎる。■植林の中のよく踏まれた道を登っていく。■金比羅宮から35分ほどで下和田への分岐を通過する。■やがて植林が終わると、積雪が見られるようになった。雪も降り始めた。■標高が高くなるにつれて雪は深くなった。踏跡も隠れてしまっているので、ルートを間違えないように気を付ける。■前岳から位牌岳にかけて尾根が痩せている箇所があり注意を払う。■雪は深い所で40-50cmあった。トレースもなく、足は膝くらいまで沈むので、位牌岳まで思いのほか時間がかかってしまった。■位牌岳から雪の上に幾人かの踏跡が残っており、だいぶ楽になる。■位牌岳付近は霧氷がとてもきれいだった。■袴腰岳から急な下り坂がしばらく続く。標高が低くなるにつれて周囲の見通しが利き始めた。■緩やかになり、疲れてきたところで第一展望台に到着する。ここからの大岳と鋸岳の眺めは印象的だった。■第一展望台の先で道が二手に分かれる。直進は神谷、右折は大棚ノ滝を指していた。右に曲がる。■すぐに道は植林の中に入る。一部登山道が付け替えられていて歩きにくい箇所があった。■途中で日が暮れてしまい、ランプの光を頼りに下っていった。■川の流れる音が近づくと、程なく林道に飛び出した。■橋を渡り、林道を下流方向に5分くらい行くと、道のすぐ脇に須津山荘は建っていた。地形図の神社の記号がある辺りである。■須津山荘は無人であるが、手入れのよく行き届いたきれいな小屋だった。便所あり。■次の日、須津山荘から大岳を往復する。■須津山荘の裏手から登山道が始まる(道標あり)。しばらく植林の中の急な登りが続く。■やがて尾根に乗り、道が緩やかになると1014m地点に達する。大岳が姿を現す。■1014m地点から緩やかな道が続き、目の前に大岳が近づくと最後の登りとなる。やや険しい箇所もあるので注意する。■大岳頂上は木々に覆われているが、樹間に富士山や越前岳、位牌岳が見えた。「呼子岳方面廃道」の大きな標識あり。■大岳からもと来た道を須津山荘まで戻る。■須津山荘から須津川沿いの林道歩き(舗装路)。■第二東名高速道路の工事現場を過ぎ、東名高速道路の下をくぐると住宅地に入る。中学校の脇から右前方へ進み、突き当たった所に愛鷹登山口バス停がある。■さらに住宅地の中を5分ほど歩いて須津駅に着く。(2002年2月21日記載 2004年12月26日更新)
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