2002年8月2日(金)〜8月4日(日)

奥秩父

甲武信岳 木賊山

8月2日 曇

出 発
車内泊

8月3日 晴〜曇

塩山駅⇒タクシー⇒西沢渓谷入口540→歩→西沢小屋605→歩→二股615−640→歩→山ノ神800−815→歩→釜ノ沢出合950→歩→両門ノ滝1050−1135→歩→甲武信小屋1525
甲武信小屋テント泊

8月4日 晴

甲武信小屋605→歩→甲武信岳620−625→歩→甲武信小屋635−750→歩→木賊山805−810→歩→西沢小屋1040→歩→西沢渓谷入口1100⇒タクシー⇒窪平⇒タクシー⇒塩山駅

夜行1泊2日 3名

釜ノ沢東股を遡行した。夜行の急行列車で出発し、塩山に真夜中に到着する。駅前のタクシー会社で仮眠を取らせてもらい、早朝タクシーで西沢渓谷入口まで入った。西沢渓谷入口から遊歩道を行き、二股から東沢へ入る。入口に立入禁止の表示あり。すぐに河原に下りてしばらく河原を歩くが、やがて行く手にゴルジュ帯が迫る。川沿いの旧登山道に上がり、山ノ神までヤブの中の踏跡を行く。山ノ神から再び河原歩きが始まり、ようやく沢登りという雰囲気になる。釜ノ沢出合から釜ノ沢に入るとすぐに魚止ノ滝があり、右岸を巻くと千畳ノナメである。千畳ノナメは、とてもきれいな場所である。ナメが終わるといくつか滝を巻き、やがて両門ノ滝に達する。ここで釜ノ沢は東股と西股に分かれるが、両方の沢がそれぞれ高さ30mくらいのナメ滝となって流れ込んでいる。滝の左岸を登り、東股へ入っていく。いくつか滝を越えると、石がゴロゴロしてきて水量が少なくなる。ゴーロが終わると急なナメ滝の登りが続く。上部はやや荒れた感じで、沢を離れて巻く所もあった。だいぶ疲れてきた頃、前方に甲武信小屋の下方にある水場の小屋が見えてきた。水場で遡行終了。水を汲み、山道を10分ほど登ると甲武信小屋の脇に出た。甲武信小屋のキャンプ地で幕営する。翌朝、甲武信岳頂上を往復した後、戸渡尾根を下る。1869m地点で道が二手に分かれるが、今回は徳ちゃん新道を利用した。途中で巨大なヤマカガシが出現した。登山道の下部は気持ちの良い広葉樹林帯である。道が緩やかになり沢の音が近づくと、西沢山荘の脇に飛び出した。西沢山荘は休業中の模様。ここから前日通った遊歩道を20分ほど歩いて西沢渓谷入口バス停に戻る。帰りに窪平の温泉に寄って汗を流した。釜ノ沢は紅葉の時期も良さそうである。(2002年9月7日記載 2003年1月1日更新)


釜ノ沢・千畳ノナメ付近を行く(2002年8月3日)

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