2002年8月24日(土)〜8月25日(日)

丹沢

畦ケ丸

8月24日 曇

谷峨駅⇒バス⇒大滝橋820→歩→一軒屋避難小屋935−945→歩→大滝峠上1020−1040→歩→畦ケ丸1125−1310→歩→善六ノタワ1340→歩→本棚ノ滝1415−1420→歩→下棚ノ滝1435−1440→歩→西丹沢自然教室1510⇒車⇒途中
[途中テント泊]

8月25日 晴

帰 京

1泊2日 単独

大滝橋でバスを降り、大滝沢沿いの林道(未舗装)に入る。20分くらいで林道が終わり、登山道が始まる。このルートは畦ケ丸まで東海自然歩道に指定されていて、下部は自然林の中を比較的歩きやすい道が続いている。森の緑がみずみずしくてきれいだった。一軒屋避難小屋は、沢のほとりに建つ小さな小屋であるが、内部は手入れがよく行き届いていてそのうち泊まってみたいと思った。一軒屋避難小屋からステタロー沢沿いの道となる。荒れ気味できれいな沢ではないが、ほんの少しだけ沢歩きの気分を味わう。やがて沢を離れ、森の中を登っていくと大滝峠上に出た。大滝峠上から辺りは笹が濃くなり、所によって笹が道に覆いかぶさっていて露で全身びしょ濡れになる。夏に登りに来る人は少ないようでクモの巣も多く、時々突っ込んでしまう。大滝峠上から45分ほどで畦ケ丸避難小屋に到着した。小屋からわずかに登ると畦ケ丸頂上である。辺りは霧に包まれ、幻想的な雰囲気だった。畦ケ丸頂上からしばらく尾根上の道を下っていくが、善六ノタワを過ぎると、道は沢へ入っていく。途中、20mくらい先で1頭の雌シカが逃げていった。沢沿いの道は荒れ気味で、道を失わないように注意しながら谷底まで下ると、本棚ノ滝への分岐があった。踏跡を数分たどると、落差50m以上はあると思われる見事な滝が現れた。一見に値する滝であり、このコースで一番の見所かもしれない。本棚ノ滝分岐に戻って少し下ると、今度は下棚ノ滝への分岐が現れる。本棚ノ滝ほど迫力はないが、下棚ノ滝も赤味を帯びた岩を流れ落ちる立派な滝だった。下棚ノ滝分岐から権現山の分岐まではわずかである。その先、沢の右岸を行ったり左岸を行ったりしながら、荒れ気味の山道を下っていき、30分弱で西丹沢自然教室に着いた。下山した後、箱根屋沢出合付近で催された所属する山岳会のキャンプに参加した。翌日、中川温泉に寄って汗を流した後、同じ会の人の車に同乗させてもらい帰京した。(2003年1月1日記載)


本棚ノ滝(2002年8月24日)

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