■初日の夜、車で東京を出発。途中で仮眠を取り、朝、丸沼高原スキー場に到着する。■尾根を越えて林道に出た。ここからしばらく林道を行く。すでに数10cmの積雪がある。■橋を渡り、右手に朽ちた鳥居がある所を左にカーブして少し行くと、林道が折り返すように曲がっている地点があり、ここから尾根に取り付いた。■尾根を忠実に登り、1858m地点に達する。林道から2時間半かかった。途中、かなり急な箇所もあり、ラッセルがきつかった。■1858m地点から四郎岳まで稜線をたどる。1858m地点から道はゆるやかになり、およそ25分で1929m地点に着く。■1929m地点から30分ほどで広い場所に出た。積雪でよく分からないが、林道が稜線を乗り越しているらしい。■林道に「←四郎岳 大尻沼→」との標識があった。ここから四郎岳頂上まで赤テープの印も見受けられた。■林道から四郎岳頂上まで1時間半。所々視界が開けて眺めが良い場所があり、凍結した丸沼と大尻沼の向こう側に日光白根山がきれいだった。■四郎岳の三角点は雪に埋まっていてどこにあるのか分からなかった。雪に埋まらずに顔を出していた木に打ち付けられた標識が四郎岳頂上であることを示していた。■四郎岳から踏跡を頼りに往路を戻る。■四郎岳頂上から林道と思われる地点までおよそ45分。さらに15分ほどで1929m地点に着いた。■1929m地点から1858m地点まで約15分。ここから稜線を外れて尾根を下っていく。■往路で尾根に取り付いた地点には出ないで尾根の末端まで下って、沢を渡りわずかに登って行くと林道に出た。■最後は、林道から丸沼高原のペンション村を結ぶ林間の雪道に入り車に戻った。■全体的に数10cmから数mの積雪があり、全行程ワカンを装着して行動した。■当初は、テントを持って行って山中で1泊する予定だったが、2日目の夜、天気が崩れるという予報が出ていたので、1日で往復してきた。(2003年2月14日記載)
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