■金曜日の夜、東京を車で出発する。■途中で睡眠を取り、翌朝大内宿に到着した。■初日は大内から小野岳を往復した。■登山口を探しに大内ダムまで車を走らせるが、積雪のため夏道の登山口が分からず、結局大内宿付近から無雪期は水田と思われる所を横切り、尾根に取り付く。■途中、送電線の鉄塔の下を通り過ぎ、1223m地点で夏道と合流した。大内宿から約2時間。周囲にはブナの巨木が見られる。■1223m地点から稜線を忠実に登って行き、50分ほどで小野岳頂上に到着した。■小野岳頂上は広く、ガスが切れると大川の対岸に大戸岳が大きく見えた。■三角点は雪に埋まっていたが、頂上を示す標識が雪面から顔を出していた。■小野岳頂上から元来た道を引き返す。踏跡は風と降雪によりほとんど消えていた。■雪は比較的締まっていてラッセルはほとんどなかった。■下山後、大内宿で昼食を取ってから車で湯野上に移動して温泉に浸かる。その後、塔のへつりに行き、駐車場に泊まった。■翌日は大内から神籠ケ岳を目指した。■車で大内宿に戻り、駐車場に車を置き出発する。■大内宿から東側の無雪期は水田と思われる所を横切り、2万5千分の1地形図にある幅員3mほどの道路に出た。この道路を奥の方へ進んで行くと、やがて終点となるが、左の方へ林道が続いている。■林道は、神籠ケ岳から延びる尾根の末端を回り込むように付けられている。前夜の降雪のためか膝までのラッセルとなる。■尾根を回り込み適当な場所から斜面を強引に登り、神籠ケ岳から延びる尾根に乗る。■尾根に乗ると、緩やかに登りとなる。■1031.8m地点付近には反射板が立っている。大内宿からおよそ2時間20分。■標高1100mから1250m付近にかけてはかなりの急登である。■急登が終わると道は緩やかになり、正面に見える稜線を登って左の少し行くと神籠ケ岳頂上だった。稜線の途中といった感じのピークである。■神籠ケ岳頂上を示すものは何もなかった。もちろん三角点は雪に埋まっている。■ガスが切れると、隣の1381m峰が顕著なピークとして見えた。■神籠ケ岳頂上から1031.8m地点まで元来た道を戻る。
■1031.8m地点の先から北東に延びる尾根を大内宿目指して下って行く。この尾根上には赤ペンキの印があった。■植林に入ると、やがて行きに通った幅員3mほどの道路に出た。■帰りは水田を横切らず、この道路を歩き、湯野上と大内宿を結ぶ道路に出て大内宿の駐車場に戻った。(2005年5月5日記載)
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