2006年5月14日(日)

日光

半月山 社山 黒檜山

5月14日 曇〜晴

中禅寺温泉720 →歩→ 茶ノ木平800 →歩→ 半月山935 →歩→ 半月峠1005 →歩→ 阿世潟峠1040-1050 →歩→ 社山1150-1200 →歩→ 黒檜岳1350-1400 →歩→ 千手堂跡1510→歩→ 千手ケ浜1530 ⇒バス⇒ 赤沼 ⇒バス⇒ 中禅寺温泉

日帰り 単独

中禅寺湖南岸尾根を歩いた。華厳ノ滝近くの駐車場に車を置いて出発する。中禅寺温泉バス停から第二いろは坂方面の橋を渡るとすぐに右に道路が分かれるので、そこを入ると左側に登山口がある。茶ノ木平への道は遊歩道としてよく整備されている。数年前に廃止になった茶ノ木平のロープウェイの駅は跡形もなく、木でできたベンチや椅子が往時を偲ばせるのみである。茶ノ木平を過ぎて緩やかに下っていくと車道に出る。横断して向かいの山道に入る。狸山を過ぎ、下っていくと半月山駐車場(第一駐車場)に着く。中禅寺湖と男体山の眺めが良い。駐車場から再び山道に入る。半月山まで約35分。半月山頂上は、木々に囲まれていて眺めはない。半月山頂上から200mほど半月峠方向に進むと、とても眺めが良い展望台がある。ちょうど第二駐車場への道が分岐する地点である。日光連山、これから登る社山や黒檜山の稜線、足尾の山々がよく見える。特に荒涼とした足尾の山は印象的である。半月峠と阿世潟峠の間は、きれいなカラマツ林で紅葉の時期にも是非歩いてみたいと思った。 阿世潟峠から社山へ登り返す。標高が高くなるに従い、周囲の眺めが開ける。社山までハッキリした道が続くが、社山から先は歩く人が少ないのか急に道が薄くなる。社山から黒檜岳手前の1954m峰まで背の低い笹原が続き、周囲の眺めが素晴らしい。 標識や目印は少ないが、見通しが利くので地形を見ながら歩けば迷うことはないと思う。天候が悪い場合は注意が必要と思われる。一見巻き道のような踏跡が多数存在するが、おそらくケモノ道なので、基本的に稜線から外れないようにする。但し、1792m峰の手前のピークは北側を巻く。また、1816m峰の先は稜線南側の窪地を通過する。ヤブは、黒檜岳に近づくにつれてだんだん濃くなるが、深くても腿くらいの高さであった。 黒檜岳手前の1954m峰で大平山方向の尾根を分けると、道は樹林帯に入る。ここまで全く雪は無かったが、樹林の中は結構雪が残っていた。腐った雪で歩きにくかった。樹林帯に入ると方向が分かりにくくなるが、目印や木に打ち付けられた標識が多くなるので、これらを見失わないように注意して進む。黒檜岳頂上は鬱蒼とした樹林帯で、眺めは全くない。設置されている標識のおかげでそこが頂上と知る。黒檜岳からコブを一つ越え、下りに入る。しばらく雪の上を歩く。尾根を下っていくが、やがて雪が無くなり、辺りにシャクナゲの木が多くなると道は尾根から外れる。路肩が弱そうな細い道を下っていくと沢沿いの道となる。道が緩やかになると中禅寺湖の湖畔も近い。湖岸の遊歩道に出て左に曲がるとすぐに千手堂跡を通過する。逆ルートの場合、登り始めが分かりにくいかもしれない。千手堂跡から15分ほどで千手ケ浜に着く。休日にも関わらず季節外れのため、人気がない。ここから車道を200mほど行った所にバス停がある。ちょうどバスが発車する10分くらい前に到着した。赤沼でバスを乗り継いで、中禅寺温泉に置いてきた車に戻った。(2006年5月17日記載)

 


第一駐車場から男体山を眺める(2006年5月14日)

 


半月山の展望台から足尾・袈裟丸山方面を望む(2006年5月14日)

 


半月山の展望台から見た社山と黒檜山(2006年5月14日)

 


社山へ登る途中から男体山を見る(2006年5月14日)

 


社山頂上(2006年5月14日)

 


社山頂上付近から黒檜山へ続く稜線を望む(2006年5月14日)

 


社山から黒檜岳への道(2006年5月14日)

 


社山(2006年5月14日)

 


社山〜黒檜岳の稜線−背後は男体山と太郎山(2006年5月14日)

 


黒檜岳頂上(2006年5月14日)

 

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