2006年6月17日(土)

越後

唐松山

6月17日 晴〜曇

手ノ又登山口800 →歩→ 滝見台820 →歩→ 猫岩1005-1015 →歩→ 唐松山1050-1105 →歩→ 猫岩1130 →歩→ 上権現堂山1300-1315 →歩→ 中越1355 →歩→ 下権現堂山1420-1455 →歩→ 戸隠神社1555

日帰り 単独

中子沢温泉から林道をたどり、手ノ又登山口まで車で入る。手ノ又登山口には「唐松・猫岩・権現堂登山口」と書かれた標識が立っていてそれと分かる。登山口付近には水田と錦鯉の養殖に使われていると思われる溜め池がある。手ノ又登山口から周囲の見通しの良い尾根を登って行く。背後に越後駒ヶ岳が見える。滝見台で中子沢温泉からの道と合流する。眼下に不動滝が見える。やがて道は樹林帯に入り、なお登っていくと上権現堂山と唐松山の分岐に着いた。手ノ又登山口から約55分。分岐を右に曲がり唐松山に向かう。唐松山へは稜線上をたどる。雪が残っている箇所もあり一部雪の上も歩いた。その一方、夏草が覆いかぶさっている箇所もあった。鏡池と呼ばれる池は雪で埋まっていたが、付近にはカエルの卵がたくさんあった。いっぷく平には三角点があり、この辺りから周囲の展望が開ける。八海山や越後駒ヶ岳、毛猛山塊などの展望が広がる。猫岩の手前で右手(南側)に巻道が分かれるが、猫岩頂上に向かう。猫岩は先端まで行くと下りることができない。猫岩頂上の少し先の右側に踏跡があるので、そこを下ると古い鎖の付いた岩場をトラバースして猫岩の下に下りることができる。ここで巻道と合流する。さらに稜線を東にたどると、猫岩から20分ほどで唐松山手前のピークに達する。ここから北方向の尾根に地図等に載っていない道が分岐する。道標に「松川林道へ一時間半」と書いてある。松川林道への分岐から15分ほどで唐松山頂上に到着する。唐松山頂上は360度遮るものが無く、周囲の眺望がすばらしい。あいにく越後三山方面はガスがかかってしまったが、毛猛山塊や浅草岳方面の眺めが良かった。元来た道を上権現堂山への分岐まで戻る。約1時間。分岐から上権現堂山に登り返す。一本調子の登りであるが、ちょうどツツジが見頃で疲れを癒してくれる。上権現堂山頂上は展望無し。上権現堂山から下権現堂山へ向かう。この間の稜線も守門岳や浅草岳方面の眺めが良い。 振り返ると上権現堂山が大きく、その肩に唐松山が見える。中越から直接戸隠神社に下山する道もあるが、下権現堂山を経由する。下権現堂山は眺めが良い。下権現堂山から戸隠神社へ下山する。アクシオムスキー場への道を分けると、しばらく急な下りが続くが、やがて道は緩やかになる。途中の弥三郎清水は水量が少なく使えそうもなかった。唐松山と上権現堂山、下権現堂山の三山縦走に成功した。標高1000m前後の低山であるが、部分的に森林限界を越え、高山の雰囲気を味わうことができた。(2006年6月29日記載)

 


不動滝(2006年6月17日)

 


稜線への登る途中から見た越後駒ケ岳(2006年6月17日)

 


唐松山に続く稜線(2006年6月17日)

 


毛猛山塊の山々をバックに唐松山(2006年6月17日)

 


唐松山への稜線から八海山を見る(2006年6月17日)

 


猫岩(2006年6月17日)

 


唐松山(2006年6月17日)

 


唐松山頂上(2006年6月17日)

 


唐松山の稜線から見た上権現堂山(2006年6月17日)

 


戸隠神社への下りから下権現堂山を振り返る(2006年6月17日)

 

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