■高登谷高原保健休養地は川上村振興公社が管理する別荘地である。■高登谷高原保健休養地内にある高登谷湖近くのテニスコートの前にある駐車場に車を置いて出発する。■別荘地内の5・9号支線という道の入口に高登谷山を指す道標があるので、ここを入る。高登谷尾根経由と書いてある。■しばらく行くと9号支線という道を分け、4号支線と合流する。4号支線から来ても同じのようである。■4号支線との合流点に登山道入口がある。道標があるので容易に分かる。■登山道に入るときれいなナラの林の中を登っていく。一本調子の登りである。■大きな岩のある地点から勾配が増し、樹間から周囲の眺望が利くようになる。■高登谷山頂上には標識と三角点があり、小広く休憩するのに良い。横尾山の稜線とその奥に南アルプスの山が見える。
■高登谷山頂上から東峰へ向かう。数分行くと、周囲の見晴らしがとても良い場所がある。ここから見た瑞牆山は非常に印象的であるが、その手前にある送電線の鉄塔は景観を損ねている。■東峰の奥には小川山も少し頭を覗かせている。■緩やかに下った後、緩やかに登り返すと東峰に着く。■道標に従って東峰から方向を変えて下って行く。■5分ほど下ると、天狗岩という小ピークの上に出る。ここも眺めが良い。瑞牆山と金峰山が見える。金峰山は頂上に五丈岩が見えてそれと分かる。もっと天気が良ければ、南アルプスや八ケ岳の眺望も良いと思われる。■天狗岩から少し下ると、きれいなナラ林を行くようになるが、やがて大きな岩の脇を通り抜けながら下っていくようになる。■森の中に別荘地の建物が見えると登山口に着く。中沢新道経由と書かれた標識がある。■左に近くにあるわらび山荘の方へ道が続いているが、直進方向の別荘地内の広い道を進むと5分ほどで車道(舗装路)に出る。右に曲がるとすぐに8号支線が分岐する。■さらに進んで野外ステージの脇を通り過ぎると、まもなく往路で通った5・9号支線の分岐に着いた。■逆ルートは登山口が分かりにくいと思われるが、8号支線の分岐を過ぎてわらび山荘方向に少し行き、左手にあるロープが張られた道に入り直進すると登山口に到達できる。■別荘地内は「私有地につき立入禁止」の看板が多いが、今回歩いたルートを歩く分には特に問題ないようであった。(2006年7月26日記載)
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