2006年7月30日(日)

足尾山塊

庚申山

7月30日 晴〜曇

銀山平720 →歩→ 一ノ鳥居810 →歩→ 猿田彦神社跡900 →歩→ 庚申山荘905−935 →歩→ 庚申山1030−1125 →歩→ 猿田彦神社跡1240−1245 →歩→ 一ノ鳥居1320−1325 →歩→ 銀山平1405

日帰り 単独

銀山平に車を置いて出発する。銀山平から一ノ鳥居まで庚申渓谷沿いの林道歩きである。銀山平を出発してすぐに舟石峠への林道を分けるとゲートがあり、一般の車はこの先通行止である。銀山平から30分くらい行った所で、林道は舗装路から未舗装路に変わる。光風ノ滝や天狗ノ投石を過ぎ、一ノ鳥居に達する。一ノ鳥居には赤い鳥居が立っており、庚申山登山口を示す標識と東屋がある。一ノ鳥居から登山道に入り、沢沿いの自然林の中の道を緩やかに登って行く。鏡岩付近で沢から離れ、夫婦蛙岩を過ぎてしばらく行くと、道は神社の参道のような雰囲気になり、猿彦田神社跡に着く。猿彦田神社跡で左折すると、数分で庚申山荘の前に出る。庚申山荘は無人であるが、手入れがよく行き届いた大きな山小屋である。次回は是非宿泊してみたいと思った。庚申山荘の前で休憩していると、近くを1頭のシカが走って行った。庚申山荘から旧庚申山荘があったと思われる平地を通り、庚申山への登りに取り掛かる。岩壁の下を通り過ぎ、道はしばらく急登となる。お山巡りコースの道を分けてなお急登が続くが、やがて道は緩やかになり、木々で見通しの利かない道を少し行くと庚申山頂上に到着した。庚申山頂上は、展望が利かない道の途中のような頂上であるが、さらに鋸山方面に少し進むと皇海山や鋸山、皇海山から日光白根山方面へ続く稜線などの眺めが良い展望台がある。休憩するには頂上よりも展望台の方が良い。帰りはお山巡りコースを経由する。岩壁の下をトラバースしたり痩せた尾根を行くコースであるが、危険な場所にはハシゴや鎖、橋などが設置されてよく整備されているので、滑落や落石、道迷いに気をつけて進めば特に問題無い。笹が生い茂る森の中をジグザグに下って行き、沢の音が聞こえてくると、宇都宮大学ワンダーフォーゲル部の嶺峯山荘が見えてくる。嶺峯山荘の脇を通り抜けて数分行くと、猿彦田神社跡に着く。猿彦田神社跡から銀山平まで元来た道を戻る。一ノ鳥居の近くに庚申七滝という滝があるので帰りに寄ってみたが、遊歩道が崩壊していて滝の近くまで行くことはできなかった。(2006年8月11日記載)

 


一ノ鳥居(2006年7月30日)

 


庚申山荘(2006年7月30日)

 


庚申山頂上付近から皇海山を望む(2006年7月30日)

 


庚申山頂上付近から鋸山を見る(2006年7月30日)

 


庚申山頂上(2006年7月30日)

 


庚申山頂上の標識(2006年7月30日)

 


庚申山お山巡りコースのめがね岩(2006年7月30日)

 


庚申山お山巡りコースの岩壁(2006年7月30日)

 

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