■上高地から梓川の畔を田代橋まで歩く。■田代橋と穂高橋を渡って対岸に移る。西穂山荘への登山口を右手に見送り、梓川沿いの林道を進んで行く。■田代橋から10分ほど行った所で、道標に導かれて登山道に入る。■樹林の中を登っていくが、傾斜が少しずつきつくなりやがて梯子が現れるようになる。■岩壁の下を通り長い梯子を登ると、道は笹原の中を行くようになる。■笹原をジグザグに登って行き、登り切った所が新中尾峠である。新中尾峠には焼岳山荘が建っている。■焼岳山荘から10分ほど登ると、焼岳展望台に着く。以前、焼岳が登山禁止だった頃はここまでしか来ることができなかったようである。正面に焼岳が大きく見える。■焼岳展望台から少し下った所が旧中尾峠で中尾温泉への道が分岐する。■旧中尾峠から焼岳まで急登が続くが、着実に登って行く。■焼岳北峰の直下で中ノ湯への道と合流する。付近では、噴煙が音を上げて立ち上っている。■分岐から5分ほど登ると、焼岳北峰の頂上である。あいにく穂高は雲に隠れていたが、上高地や霞沢岳の眺望を得ることができた。■焼岳頂上から分岐まで戻り、中ノ湯方面への道に入る。■焼岳北峰と南峰の鞍部から近くに火口湖が見え、神秘的である。■焼岳南峰は登山禁止になっている。■鞍部から30分くらい下ると、新中ノ湯と中ノ湯の分岐に達する。左の道に入り中ノ湯を目指す。■樹林帯に入り、最初は沢の中のような道を行くので間違えたかとも思うが、しばらく行くと目印に誘導されて山道に乗る。■りんどう平を過ぎ、さらに下って行く。ブナの森がとてもきれいである。■やがて下の方に中ノ湯温泉と思しき建物が見えるが、そこは目指さずに道は山の斜面を水平に横切っていくようになる。■途中に第一ベンチという標識があるが、道が少し太くなっている程度で何も無い。■りんどう平を第二ベンチとも言うようであるが、第一ベンチも第二ベンチもベンチがあるわけではない。■第一ベンチから再び下りになり、沢の音が聞こえてくると中ノ湯も近い。■沢を渡るとまもなく車道に出た。車道を数分下り、中ノ湯のバス停がある釜トンネルの前に到着した。■新中ノ湯と中ノ湯の分岐までは人が多かったが、分岐から下は誰にも会わなかった。ほとんどの人は新中ノ湯のルートを利用しているようである。(2006年9月7日記載 2006年9月19日更新)
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