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■湯元温泉から源泉を経由して切込・刈込湖のハイキングコースを通り、金精道路に出る。金精トンネルまで車道を歩く。■金精トンネルの左側に金精峠への登山口があり、ここから山道に入る。■金精峠までガレ場や急でハシゴが設置されている箇所もあるが、通行に支障はない。■金精峠で白根山や菅沼方面の道を分け、根名草山方面へ進む。■道は樹林の中を登って行くが、所々眺望が良い場所があり、白根山や金精山がよく見える。■道が緩やかになると温泉ケ岳への分岐がある。道標あり。ここから温泉ケ岳頂上を往復する。■温泉ケ岳頂上はとても眺めが良い。四郎岳や燕巣山、男体山、太郎山等、周囲の山々が見える。根名草山方面の山の斜面は縞枯れになっているのが分かる。■温泉ケ岳頂上から分岐まで戻り、根名草山へ向かう。■温泉ケ岳の巻道は笹薮である。笹が踏跡に覆い被さっていて非常に歩きにくい。こんな道が続いたら嫌だと思うが、温泉ケ岳を巻き終わるとしっかりした道になる。■温泉ケ岳から見えた縞枯れの斜面を登って行く。道は、鬱蒼とした原生林と立ち枯れの目立つ日当たりの良い斜面を交互に登って行く。■2274m付近で高薙山方面への尾根を分けて少し行くと念仏平に達する。■念仏平避難小屋は古い小さな小屋であるが、内部はよく手入れが行き届いている。小屋のすぐそばに水場もある。■引き続き念仏平から原生林と立ち枯れを交互に登って行き、燕巣山方面への尾根を分けると、緩やかな下りとなる。■やがて道は登りに転じ、明るい感じの尾根を登っていくと、根名草山頂上に達した。■根名草山頂上から東側や北側の眺望が得られる。燧ケ岳や鬼怒沼、台倉高山、帝釈山、田代山、表日光の山などを望むことができた。■根名草山頂上から日光沢温泉を目指す。根名草山頂上のすぐ北側の斜面も眺めが良いが、道はすぐに林の中に入る。■根名草山北側の2304mピークは大嵐山とも言うらしいが、道は西側を巻いている。途中数ケ所崩壊した斜面を通過するが、特に問題はない。■大嵐山を巻き終わり、樹林で覆われた尾根上を下っていくとやがて日光沢温泉と手白沢温泉の分岐に着く。道標に従い日光沢温泉方面に向かう。■どんどん下って行き、畑の跡が現れると日光沢温泉も近い。■鬼怒沼からの道を合わせると日光沢温泉に到着する。分岐から約30分。■日光沢温泉から八丁ノ湯までは林道歩きである(未舗装路)。■林道は加仁湯の上を通り、直進方向は林道経由で女夫渕へ続いているが、加仁湯の上で左に下る林道に入り、加仁湯の前を通って川沿いに進んで行くと、八丁ノ湯に着く。■八丁ノ湯から奥鬼怒自然歩道という遊歩道に入るが、車が通れそうなくらいの幅がある林道のような道である。思いのほか人が多い。■途中でサルを見かけた。■対岸に移り、森の中を登っていくと、加仁湯方面と女夫渕を結ぶ林道に出る。この林道をしばらく行くと、バス終点の女夫渕に到着した。■女夫渕からバスで鬼怒川温泉駅に出て、帰宅の途に就いた。(2006年11月1日記載)
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