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■信州峠まで車で入る。■信州峠から「横尾山登山口」の標識に従い、登山道に入る。森の中に付けられた道を緩やかに登って行く。■信州峠から約45分で森を抜け、眺めがとても良いカヤトの原に出る。■道は再び林に入り、さらに尾根沿いに進んで行くと、横尾山頂上に達する。■横尾山頂上からも南側の眺めが良い。これから進む飯盛山へ続く稜線も見える。■横尾山頂上から東へ進む。20分ほど行くと、大平牧場を指す道標があり踏跡が分岐する。ここから背丈の低いヤブの道となる。■約1750m付近で女山方面からの尾根と合流する。豆腐岩という数メートルの岩がある。■さらに稜線伝いに進んでいくが、木賊ノ頭と言われる約1780mのピークの手前で左に曲がり南東方向の尾根を下る。木賊ノ頭方面に踏跡が続いているので行き過ぎないように注意が必要である。■ここから木賊ノ大ダル(標高1650m地点)方向へ背の低い笹の中に付けられた比較的ハッキリした踏跡を下って行く。■この踏跡は、途中で稜線を外れて右側に下って行く。目印も付いているためそちらに行きそうになるが、そこで右に曲がらず稜線上を直進する。■再びヤブっぽい道を行くようになる。■豆腐岩から木賊ノ大ダルまで約30分。■木賊ノ大ダルから登りになり、小ピークを3つ越える。■3つ目の標高1650mのピークは槍と呼ばれるピークである。木賊ノ大ダルから約25分。日向ぼっこをしていたシマヘビが逃げて行った。■槍で方向を東に変え、日当たりの良いヤブの斜面をヘビが出てこないことを願いつつ下って行くと、再び森の中に入る。■この辺りから、今まで識別することができた踏跡が不確かになる。■背の低いヤブの生えた見通しの悪い森の中を周囲の地形を注意しながら、三ツ沢ノ大タルと言う鞍部へ下って行く。■槍から三ツ沢ノ大タルまで約30分。■2万5千分の1地形図には、三ツ沢ノ大タルを南北に越える道があるが、廃道のようである。■三ツ沢ノ大タル付近でシカが1頭逃げて行った。■三ツ沢ノ大タルから登りに転じる。もはや道は見当たらず、正面のピークを目指して登って行く。■約1670mのピーク付近から左側に牧柵が現れる。ここから基本的に牧柵に沿って進んで行く。■牧柵の左側は牧草地のようになっている。右側(外側)は相変わらずヤブの生い茂る森であるが、牧柵のすぐそばよりも森の中の方が歩きやすく、牧柵からあまり離れないように注意しながら、牧柵と並行して森の中を進んで行く。■約1670mのピークから鞍部まで下って登り返すと1656mのピークである。飯盛山がだいぶ近くに見える。■さらに牧柵に沿って進んで行く。■2万5千分の1地形図では、次の鞍部も道が越えているが、これも廃道のようである。■鞍部から登り返し、だんだん痩せてくる尾根上を進んで行く。■たどり着いた約1640mピークは眺めが良く、飯盛山がもうすぐ間近に見える。■ここから踏跡もはっきりしてきて、10分くらいで飯盛山の登山道と合流する。■飯盛山は、清里や野辺山から手軽に登れる山で、人が大勢いた。■飯盛山頂上付近は非常に眺めが良く、富士山や南アルプス、八ケ岳がよく見える。■飯盛山頂上で眺望を楽しんだ後、清里へ下山する。■飯盛山頂上から平沢まで約45分。よく歩かれた道なので迷う心配もない。■平沢から清里駅まで車道歩きである。途中に千ケ滝という滝があるので立ち寄った。■清里駅から小海線とタクシーを乗り継いで信州峠に向かい、車を回収して帰宅の途に就いた。(2006年11月20日記載)
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