2008年6月7日(土)

奥多摩

尾平山

6月7日 晴〜曇

峰谷橋825 →歩→ 雨乞山1020−1040 →歩→ ハチコク峠1050 →歩→ 尾平山1135−1150 →歩→ ハチコク峠1205 →歩→ くな1220−1250 →歩→ ハチコク峠1310−1325 →歩→ 峰谷1510 →歩→ 峰谷橋1535

日帰り 2名

奥多摩湖に架かる谷橋を渡り、トンネルの右側の坂道を登って行く。数軒の民家の脇を通り過ぎると右手に神社がある。さらに少し行くと左手に簡易水道の施設があり、ここから尾根の方向に延びる山道に入る。森の中の踏跡は不明瞭であるが、尾根を外さないように進む。部分的にかなりの急登である。2万5千分の1地形図の981m峰は雨乞山と言う。雨乞山頂上に標識があった。雨乞山から向きを北に変え、樹林の中の踏跡をたどる。雨乞山から10分ほどで雨乞山と尾平山の鞍部に達するが、ここをハチコク峠と言うらしい。ハチコク峠からさらに尾根上の踏跡をたどる。しばらく行くと踏跡は尾根の右側の方に逸れて尾平山を巻いている。途中で踏跡から外れて高みを目指して登って行くと尾平山頂上に到着した。尾平山頂上は樹木に囲まれていて眺望は無い。三角点と標識があった。尾平山頂上から尾根上をハチコク峠方向に戻るが、枝打ち後の枝が散乱して歩きにくいので、途中で往路の踏跡に戻った。ハチコク峠から小留浦を目指した。くなに近づき右手に廃屋を見ると踏跡は不明瞭になるが、下方に青い屋根が見えるのでそこを目指して下って行く。青い屋根の木造の家屋には「青雲山高修寺」と掛け札があるが、無住で廃寺のようである。2万5千分の1地形図に記載されている小留浦から谷間を登ってくる道は見出すことができなかった。高修寺から東側の尾根の中腹の方へ踏跡があった。小留浦の太子堂へ続いているものと判断してこの踏跡に入るが、すぐに桟道が崩壊している地点に達する。何とか通過するが、その先は倒木で踏跡が塞がれていた。その時、倒木の5mくらい前方の踏跡に1頭の仔グマがいるのに気が付いた。近くに母グマがいると考えられたのと、道はその先も荒れているように思われたので、ハチコク峠まで戻ることにした。高修寺から谷間に目を落とすと、クマの親子が歩いているのが見えた。ハチコク峠には雨乞山、尾平山及び小留浦方面への踏跡の他に、峰谷の方向へ比較的ハッキリした踏跡があったので、この踏跡に入る。踏跡は尾根の中腹を行くが、まもなく下方へ下って行く踏跡が分岐するので、そちらへ進む。ハチコク峠から20分ほどで、ハチコク峠の北側にある林道に下りることができた。林道をしばらく歩くと、峰谷の上部に建つ民家の裏手に出た。そこから車道を歩いて峰谷橋まで戻った。(2008年6月8日記載)

  

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