2009年6月13日(土)

前日光

鳴虫山

6月13日 曇

日光駅630 →歩→ 東武日光駅635 →歩→ 御幸町645 →歩→ 神ノ主山720−735 →歩→ 鳴虫山825−855 →歩→ 合峰910 →歩→ 憾満ケ淵1015 →歩→ 神橋1045 →歩→ 御幸町1055 →歩→ 東武日光駅1100 →歩→ 日光駅1105

日帰り 単独

鳴虫山は、日光市街に近いハイキングコースとして古くから知られている。日光駅から東照宮方向へ国道を歩く。御幸町バス停の手前にある日光消防署で左折する。道標に従って住宅地の中を行き、志渡渕川を渡るとまもなく鳴虫山の登山口に到着する。日光消防署から約5分。登山口から整備された道を登っていく。登山口から5分ほど行くと右側に鳥居と祠があり「天王山」と書かれた標識がある。眼下に日光の市街地を見下ろせる。天王山から植林の中の道を15分ほど登ると日光駅方面からの旧道と合流するが、現在そちらの道はあまり使われていないようだ。神ノ主山の手前で右に巻道らしい踏跡が分かれ、ここから5分くらい登ると神ノ主山に着いた。神ノ主山にはベンチがあり、日光連山を望むことができる。神ノ主山を過ぎると左側は植林で右側は自然林の道となる。標高1058m地点まで断続的に急登が続く。木の根がたくさんむき出しになっていてやや歩きにくい。標高1058m地点から緩やかに登り下りを繰り返し、15分くらいで鳴虫山頂上に到着した。鳴虫山頂上には展望台があり日光連山が見えるが、それ以外は木々に覆われている。鳴虫山頂上から火戸尻山方面の踏跡には「この先キケンなため通行禁止 日光市」との標示がありロープが張られていた。鳴虫山頂上から憾満ケ淵を目指す。頂上直下は急坂で階段が設置されている。鳴虫山頂上から標高1084m地点までは自然林の中を行く。新緑がきれいで好ましい雰囲気だった。標高1084m地点には「合峰」と書かれた標識と石祠がある。合峰から急坂を下っていく。途中で右に向きを変え、登り返すと標高925m地点に着く。標高925m地点には「独標」と書かれた標識があった。独標からさらに急坂を下っていく。以前に設置された古い階段が崩壊していて歩きにくい。独標から25分ほど下ると林道跡に出る。向かいに山道があるのでそこを入ると、すぐにまた林道跡に出る。再び向かいの山道に入り数分下ると先程とは別の林道の終点に出る。この林道を5分ほど行くと東京電力の日光第1発電所の脇を通過して車道に出た。日光宇都宮道路の下をくぐり右に曲がると、すぐに左へ憾満ケ淵への遊歩道が分かれる。並び地蔵(化け地蔵)や憾満ケ淵、慈雲寺を通り、公園のような所を過ぎると駐車場と公衆便所があり、ここから車道歩きになる。大谷川を渡り、民家の間を通って大谷川沿いの道を行くと、やがて国道に出る。バスに乗っても良かったが、時間があったので、国道を歩いて日光駅に戻った。鳴虫山はヤシオツツジが有名で、あと1ケ月くらい早ければ見頃であっただろう。今回、花は期待していなかったが、植林の下草にコアジサイの花がたくさん咲いていて予想外の花見を楽しむことができて良かった。(2009年6月21日記載)

 


神ノ主山から赤薙山・女峰山方面を望む(2009年6月13日)


神ノ主山から見た男体山(2009年6月13日)


鳴虫山への登山道(2009年6月13日)


鳴虫山頂上(2009年6月13日)


鳴虫山頂上から大真名子山・小真名子山方面を望む(2009年6月13日)


鳴虫山と合峰の間の登山道(2009年6月13日)


合峰にて(2009年6月13日)


途中で見かけたコアジサイの花(2009年6月13日)


並び地蔵(2009年6月13日)


憾満ケ淵(2009年6月13日)

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