■桜平まで車で入る。■桜平から林道歩きである。林道の入口にゲートがあり、一般車両は通行できない。■桜平から15分ほど行くと、上槻木方面への道が分かれる。道標は泉野を指していた。■夏沢鉱泉の先で林道が終わり、登山道となる。■オーレン小屋を過ぎると、箕冠山まで樹林の中を緩やかに登っていく。■箕冠山から根石岳を往復する。■箕冠山は樹林の中であるが、箕冠山から根石岳方面に下っていくと、すぐに樹林を抜けて砂礫地となる。■根石山荘がある鞍部を過ぎ、登り返すとまもなく根石岳頂上に到着した。霧が深く眺望は得られなかった。■根石岳から箕冠山に戻り、夏沢峠を目指して樹林の中を下っていく。■夏沢峠には、山びこ荘とヒュッテ夏沢の2軒の山小屋があるが、後者は営業していないように見受けられた。■夏沢峠から硫黄岳に向かう。途中でニホンカモシカを見かけた。■しばらく樹林の中を行くが、やがて森林限界を超える。天気が良ければ周囲の眺めが良さそうだが、天気が悪く何も見えなかった。■硫黄岳頂上も霧の中だった。硫黄岳頂上は広く、方向を間違えないように注意した。■赤岩ノ頭で右にオーレン小屋、左に赤岳鉱泉方面への道を分け、峰ノ松目へ向かう。■少し行くと、道は鬱蒼とした樹林の中を下っていくようになる。歩く人は少なそうであるが、踏跡があるので特に問題はない。■オーレン小屋への分岐を過ぎ、樹林の中を登り返し、分岐から15分ほどで峰ノ松目頂上に到着した。■峰ノ松目頂上は樹林の中で眺望はない。標識と三角点がある。■峰ノ松目頂上からオーレン小屋への分岐まで戻り、道標に従ってオーレン小屋に向かう。■分岐から15分ほどで赤岩ノ頭から直接オーレン小屋に下る登山道と合流し、さらに5分ほどでオーレン小屋に到着した。■オーレン小屋から行きと同じ道を通って桜平に戻った。■森林限界より上部は霧が深い上に風が強く、8月とは思えない寒さだった。硫黄岳には天気が良い時に再び登りたいと思った。(2009年9月8日記載)
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