2009年10月10日(土)

八ケ岳

西岳 編笠山

10月10日 晴〜曇

富士見高原630 →歩→ 不動清水700−705 →歩→ 西岳905−920 →歩→ 青年小屋1010−1020 →歩→ 編笠山1045−1115 →歩→ 盃流し1250 →歩→ 富士見高原1305

日帰り 単独

富士見高原リゾートのゴルフ練習場の脇が登山道の入口である。樹林の中の道を行く。防火帯や林道跡を横切るが、しばらく道標が多いので問題ない。丸太橋を渡り、少し行くと林道に出る。ここで盃流し・編笠山方面への道を分ける。林道を5分ほど行くと不動清水に着く。水量豊富な水場がある。不動清水から西岳を目指して登山道に入る。不動清水から林道を進むと盃流し・編笠山方面へ行くことができる。眺めのない樹林の中を登っていく。標高を稼ぐにつれて勾配がきつくなる。途中でニホンカモシカが逃げていくのを見かけた。不動清水から林道を3回横切った。3本目の林道には丸太でできたベンチがあった。やがて樹林帯を抜ける。ここから右手に編笠山が大きく見える。再び樹林に入るが、15分くらいで西岳頂上に到着した。西岳頂上は南アルプスの眺望が良さそうであるが、あいにくガスで編笠山を望むことができただけであった。西岳頂上から青年小屋まで樹林に覆われたなだらかな稜線をたどる。やがて稜線を右に外れていくと、「絵図小屋跡」と書かれた標識があり、沢の音が聞こえてくる。まもなく「乙女ノ水」という水場に着く。水量豊富だった。水場から10分ほどで青年小屋に到着した。青年小屋から編笠山へ向かう。はじめ大きな岩が堆積した所を登っていくが、やがて樹林帯に入り、樹林帯を抜けると編笠山頂上に到着した。編笠山頂上は広く眺望が良さそうであるが、残念ながらガスで何も見えなかった。編笠山頂上で観音平への道を分け、富士見高原を目指して下山する。編笠山頂上から巨岩が堆積した斜面を急降下する。15分ほど下ると道は樹林の中に入る。樹林に入り10分くらい行くと「シャクナゲ公園」と書かれた分岐があるが、道は不明である。標高が低くなると徐々に勾配が緩くなる。「シャクナゲ公園」から35分ほど下ると、標識に「臼久保岩小屋」と書かれた石小屋がある。「臼久保岩小屋」から5分くらい行くと、今度は「見晴台」と書かれた標識があるが、どこが展望台なのか不明である。見晴台から林道を2回横切り、盃流しに到着する。盃流しの先で再び林道に出る。林道を右に行くと不動清水に達するが、横切って登山道を進む。盃流しから5分ほどで行きに通った道と合流し、富士見高原に戻った。登山道に木が倒れていたり、枝が散乱していたりして若干歩きにくい箇所があったが、数日前に台風が本州に上陸したためと思われた。青年小屋〜編笠山は観音平から登ってきた人が大勢いた。それに対し、富士見高原〜西岳〜青年小屋は2組3人、編笠山〜富士見高原は1人しか人に会わず、思いのほか静かな山歩きを楽しむことができた。(2009年10月12日記載)

 


西岳への登りで編笠山を望む(2009年10月10日)


西岳頂上1(2009年10月10日)


西岳頂上2(2009年10月10日)


青年小屋の幕営地から編笠山を見る(2009年10月10日)


青年小屋(2009年10月10日)


編笠山への登りから青年小屋を見下ろす(2009年10月10日)


編笠山頂上(2009年10月10日)

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