■明智平から古峰原まで禅頂行者道を歩く。■早朝のため明智平ロープウェイは動いていないので、明智平展望台まで歩いて登る。■明智平の登山道入口は「通行禁止 日光交通(株)」と書かれた札が付いた鎖で塞がれているが、明智平展望台までしっかりした道がある。■明智平展望台では、ロープウェイの駅の脇を横切り、片隅にある公衆便所の裏を回って展望台の上に出た。■明智平展望台から茶ノ木平方面への登山道にはロープが張ってあり「この先 冬期間 通行止」と書かれていた。■明智平展望台から15分ほど行くと、送電線鉄塔の下を通過する。■送電線鉄塔から尾根上を登っていく。送電線鉄塔から35分くらいで展望台のような所を通過し、さらに10分ほどで茶ノ木平からの道と合流する。■茶ノ木平への分岐から5分ほど細尾峠の方へ行くと三角点があり、ここから道は下りになる。■三角点から10分くらい下ると、篭石という石仏が立つ岩がある。■篭石から若干道が分かりにくい。特に標高1453m地点付近で方向を間違えないように注意する。■篭石から30分ほどで「足尾旧線20 昭10」と書かれた古い送電線鉄塔の下を通過する。■送電線鉄塔から5分ほど行くと「草木ダム管理所細尾雨量観測所」と書かれたアンテナの脇を通り過ぎる。■さらに5分くらい進むと、再び古い送電線鉄塔の下を横切る。■2番目の送電線鉄塔から5分くらい行くと、細尾峠に到着した。■細尾峠で車道を横切り、薬師岳を目指して向かいの登山道に入る。■途中で道が二手に分かれるが、左の急な斜面に付けられた山道を登っていく。■かなり急登で休み休み登っていくが、やがて道のある稜線に出て左に曲がるとまもなく薬師岳頂上に到着した。■薬師岳頂上には三角点や石祠がある。■薬師岳頂上から男体山を始め日光連山の山並や大木戸山方面を望むことができた。■薬師岳頂上から元来た道を戻り、先ほど登り付いた箇所を通り過ぎて5分くらい行くと、薬師肩に着いた。右に細尾峠への道が分かれる。道標あり。■細尾峠から薬師岳を直登してしまったが、登る途中の分岐を左に進まず直進するのが薬師肩経由の正規のルートだったようである。■薬師肩から稜線を南へたどる。小ピークがいくつもあり思いのほかアップダウンが多い。■大きな岩のある三ツ目の手前の鞍部から左側の獣道に入ってしまい、三ツ目のピークを巻いて三ツ目と夕日岳の鞍部に出た。ここから夕日岳頂上まで10分ほどだった。■夕日岳頂上は北側の眺めが良く、男体山や白根山などの眺めが良かった。■夕日岳から元来た道を戻る。三ツ目のピークを巻いて合流した地点を通過して登っていくと三ツ目に着いた。■三ツ目で薬師岳方面への道を分け、地蔵岳に向かう。■地蔵岳頂上は広く、片隅に石祠がある。木々に覆われていて眺めはない。■地蔵岳頂上から南側の尾根を下り、少し行くと道は右折して植林の中を下っていくようになる。■傾斜が緩くなり尾根が広くなると、ハガタテ平に着く。■ハガタテ平から尾根を外れ、植林の中に付けられた緩やかな道を下っていく。■この付近は源流域なのかあちこちから細い水流が出ていて、やがてこれらがまとまって沢になり、沢沿いの道を下っていくようになる。■ハガタテ平から25分くらいの所で壊れた堰堤の上を慎重に通過すると、道幅が広がり林道跡のようになる。■さらに10分ほど行くと古峰原林道の終点に出た。■林道は未舗装で一般車は通行止である。途中、倉庫のような建物の近くにある橋を渡ると道が二手に分岐するが、右に進むと数分でゲートがあり県道に出る。■三枚石新道の入口を右側に見て、舗装された県道を10分くらい下っていくと、バス停がある古峯神社の前に到着した。■林道終点から古峰原まで40分ほどだった。■明智平から茶ノ木平分岐まで積雪は深い所で膝くらいまであった。茶ノ木平分岐から先は雪は少なく、日当たりが悪い場所に足首くらいの積雪が残っている程度だった。(2010年1月1日記載)
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