2010年4月3日(土)

御坂山塊

黒岳 日尻山

4月3日 曇〜晴

三ツ峠入口605 →歩→ 御坂峠700−710 →歩→ 黒岳745-800 →歩→ どんべえ峠835 →歩→ 日尻山925-935→歩→ 子仏山1010 →歩→ 立沢1040

日帰り 単独

黒岳経由で日尻山を目指す。釈迦ケ岳や府駒山の北方にある標高1474mのピークが日尻山である。三ツ峠入口バス停がある御坂トンネル南口の脇から入山する。始めは林道のような道を行くが、少し行くと御坂峠を越える峠道に入る。御坂峠まで道は樹林の中を緩やかにカーブしながら登っていく。標高が上がると樹間に河口湖を見ることができた。御坂峠には、今は閉ざされている「御坂茶屋」と書かれた古い小屋が建っている。その佇まいは最後に訪れた10年くらい前と変わりがなかった。御坂峠から黒岳まで御坂山塊の主脈縦走路を行く。黒岳頂上から御坂峠方向に少し戻った所に釈迦ケ岳どんべえ峠方面への分岐がある。黒岳から20分ほど下ると、左に上芦川への道を分ける。上芦川分岐から小ピークを2つ越えて数分行くと、左下に蕪入沢上芦川林道が見えてくる。林道との合流地点がどんべえ峠である。どんべえ峠で釈迦ケ岳方面への登山道を分け、林道(舗装路)を北西に辿る。府駒山北方の尾根を越え、最初に右折する地点から日尻山方面への尾根に入る。どんべえ峠から20分ほどの地点である。林道から踏跡に入ると、最初荒れた感じの痩せた尾根上を下っていくが、やがて緩やかな登りに転じる。日尻山が近づくと尾根がだんだん広くなるが、尾根の左側を進んでいく。林道から20分ほどで日尻山手前の三角点に着く。手持ちの古い国土地理院の2万5千分の地形図には存在しないので、比較的最近設置されたものかもしれない。標石も新しそうであった。三角点から踏跡は日尻山頂上の西側に逸れていくように見えたので、歩き易いところを通って高みを目指した。三角点から5分くらいで日尻山頂上に到着した。日尻山頂上は平らでとても広く、木々に覆われていて眺めはない。日尻山頂上の中央付近の立木に日尻山頂上を示す古い標識が付けられていた。日尻山頂上から北側の尾根上を緩やかに下る。日尻山の頂上部が尽きる所で、尾根がいくつかに分かれるので北東の尾根を下っていく。かなり急な下りが続く。踏跡も不鮮明である。標高1154m地点を目指して尾根を外さないように注意して進む。急な下りが終わると踏跡が徐々に明確になる。標高1154m地点は子仏山というらしい。立木に赤ペンキで「子仏山」と書かれていた。子仏山から尾根が二手に分かれるが、北側の尾根を下っていく。送電線が近づくと尾根がいくつかに分かれるが、防火帯のように切り開かれている一番西側の尾根を下っていく。送電線の下を過ぎると、送電線の巡視道と合流して植林の中に入っていく。やがて傾斜が緩くなり道路に出た。西に少し行くと国道と合流し、さらに国道を西に歩いていくと、達沢山の登山口である立沢のバス停に到着した。(2010年5月23日記載)

 


御坂峠にて(2010年4月3日)


黒岳頂上(2010年4月3日)


黒岳頂上の三角点(2010年4月3日)


蕪入沢上芦川林道から釈迦ケ岳を望む(2010年4月3日)


日尻山頂上の標識(2010年4月3日)


日尻山頂上1(2010年4月3日)


日尻山頂上2(2010年4月3日)


日尻山頂上3(2010年4月3日)

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