■赤城神社の駐車場に車を置く。■赤城神社から大沼一周道路を南へ5分くらい行くと左側に国民宿舎緑風荘の跡地がある。現在、あかぎ広場と呼ばれている。■あかぎ広場の先に駒ヶ岳の登山口がある。「駒ケ岳・黒檜山登山口」と書かれた標柱が立っている。■樹林の中のよく整備された登山道を登っていく。途中、金属製の階段が2ケ所設置されている。■2番目の階段が終わるとまもなく稜線に出た。登山口から約35分。ここから周囲の展望が良くなる。■背後に小沼や長七郎山を眺めながら稜線上を登っていく。稜線に出てから10分ほどで駒ケ岳頂上に到着した。■駒ケ岳から10分くらい下ると、大タルミという駒ケ岳と黒檜山の鞍部に着く。■大タルミから25分くらい登り返し、緩やかになると花見ケ原からの道を合わせる。道標あり。■花見ケ原への分岐から少し行くと「黒桧山大神」と書かれた赤鳥居と石祠がある。「御黒檜大神」と書かれた石碑もある。■黒桧山大神から数分行くと、猫岩経由で大沼湖畔へ下る道が分岐する。■分岐から5分ほどで黒檜山頂上に到着した。黒檜山頂上は広く、標識と三角点がある。■黒檜山頂上から北側へ数分行くと非常に眺めが良い場所に出る。まだ白い谷川連峰や上州武尊山が印象的であった。足尾や日光の山も望むことができた。■黒檜山頂上から元来た道を分岐まで戻り、大沼湖畔を目指して下っていく。■分岐からかなり急な下りが続く。■道が緩やかになると、眼下に赤城神社と大沼を望むことができる。■まもなく猫岩の標識を見て岩場を巻きながら下っていくと、10分くらいで大沼一周道路に出た。■ここから大沼一周道路を南へ行けばスタート地点の赤城神社に戻ることができるが、時間が早いので五輪尾根を歩くことにする。■登山口から赤城北面道路を20分くらい登っていき、道が登りから下りに転じる地点が五輪峠である。左に五輪尾根の登山道の入口がある。■「厚生団地・県営キャンプ場」と書かれた道標がある分岐を過ぎて一登りすると、陣笠山頂上に着いた。陣笠山頂上は眺めが良く、黒檜山や地蔵岳を望むことができる。■陣笠山から小ピークを越えると、薬師岳頂上に到着した。■薬師岳頂上は木々に覆われていて眺望は無い。■薬師岳頂上を過ぎるとすぐに「薬師如来」と書かれた石碑を見る。さらに尾根を下っていくと野坂峠に着いた。■野坂峠は変則的な十字路になっていて、薬師岳寄りで右に沼田方面への道を分け、出張山寄りで左に大沼湖畔方面への道を分ける。沼田方面は道標に「至 沼田 20km」と書いてあったが、ほとんど歩く人はいないと思われ、道形も不明瞭に見えた。大沼湖畔方面には「熊谷市立山の家 0.5km」と書かれた道標があった。■野坂峠から10分ほど行くと「自然の家」と書かれた道標があり、左に大沼湖畔方面への道が分かれる。■分岐から5分ほどで出張岳頂上に到着した。■出張山頂上は黒檜山・大沼方面の眺めが良い。■出張山頂上から鈴ケ岳を前方に見ながら明るい尾根を下っていくと出張峠に着いた。■出張峠は「関東ふれあいの道」という遊歩道が越えている。■出張峠から遊歩道を5分ほど下ると、さいたま市立赤城少年自然の家の脇に出た。ここから車道歩きである。■最初の分岐を右へ、次の分岐も右へ下っていき、さいたま市立赤城少年自然の家からおよそ5分で沼尻に着いた。左折して大沼一周道路に入る。■途中の赤城山キャンプ場から「大沼周遊歩道」と書かれた道標に従って車道から大沼湖畔の遊歩道に入り、赤城神社に戻った。■駒ケ岳の北側や黒檜山の上部には残雪があった。■黒檜山付近は人が多かったが、五輪尾根では誰にも会わなかった。■五輪尾根は、赤城山では比較的マイナーなコースであるが、林間学校などでよく歩かれているように思われた。(2010年6月20日記載)
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