2010年5月2日(日)

伊豆

登り尾山

5月2日 晴

二階滝園地910 →歩→ 寒天橋930−935 →歩→ 新山峠1045−1055 →歩→ 登り尾山1140−1210 →歩→ 登尾1420

日帰り 2名

■二階滝バス停がある二階滝園地から遊歩道に入る。5分ほど登ると未舗装の車道に出る。左折するとすぐに国道の方から来た道路と合流して右折する。左手に八丁池口へ行くバスが通る「踊子歩道二階滝口」というバス停がある。ここから登り尾山の登山口まで車道歩き(舗装路)である。踊子歩道二階滝口バス停から車道を10分ほど進むと、道路の左側に展望台があり、二階滝を見ることができる。二階滝から5分ほどで寒天橋に着く。道路は旧天城トンネル方面と八丁池方面に分岐する。「関係者以外の車両進入禁止」と書かれたゲートがある八丁池方面の道路に進む。八丁池方面の道路は「寒天車道」という。一般車は通行禁止で、八丁池口へ行くバスが通るだけである。寒天橋から約40分で登り尾山の登山口に着く。「至 登尾山」と書かれた道標や「新山峠を経て登尾山 奥原林道へ」と書かれた道標がある。「このルートは山頂より折り返しになります」と書かれた貼紙もある。登山道に入るとすぐに沢を渡り、植林の中に付けられた整備された登山道を登っていく。登山口から20分ほどで新山峠に到着した。「登尾山へ」と書かれた道標に従って右折する。直進方向の山道には「奥原林道へ」と書かれた道標があった。新山峠から道がやや不明瞭になるが、踏跡をうまく拾っていく。新山峠から少し登ると登り尾山へ続く稜線上に出るが、その後はしばらく稜線の北側を巻くように付けられた踏跡を進んでいく。登り尾山手前のピークから稜線の幅が広くなる。樹木で見通しが悪い上に踏跡も薄くなるので、迷わないように慎重に進む。やがて登り尾山頂上を示す標識や三角点が現れ、登り尾山頂上に到着したことが分かる。広くて平らな登り尾山頂上は、木々で覆われていて周囲の眺望は良くないが、静かで気持ちの良い場所だった。登り尾山頂上から南西の尾根を下山する。登り尾山頂上付近は踏跡がはっきりせず、樹林の中で方向が非常に分かりにくいので、注意が必要である。少々迷いながらも登り尾山の南西の尾根に乗ると、かなり急な下りになる。荒れた感じで踏跡は不明瞭である。道がやや緩やかになると踏跡が明瞭になる。徐々に自然林から植林に変わる。尾根を外さないように下っていく。左の方に林道が見えてきて、途中で左折して林道に出ることもできそうだが、遠回りのようなのでもう少し植林の中の踏跡を行くことにする。やがて尾根を外れて植林の中の踏跡に沿って緩やかに下っていくと、先ほど見えた林道の下部に出た。登り尾山頂上から1時間10分くらいだった。登山口には、木に付けられた林業用のプレートにマジックで小さく「登尾登山口←」と書いてあったが、逆コースの場合、分かりにくいと思う。登山口から林道を50分ほど歩いて登尾バス停に下山した。林道は未舗装であるが、一部簡易舗装が施されている。一般車は通行止で、最近車が通った形跡は無かった。山中では、登り尾山頂上手前で逆コースから登ってきた単独の人に会っただけだった。道が分かりにくく難渋した様子であった。登り尾山は思いのほか静かな山だった。登りで通った寒天車道〜登り尾山は問題ないが、下りで通った登り尾山〜林道は、少々手強いルートのように思えた。(2010年6月20日記載)

 


二階滝(2010年5月2日)


寒天橋付近の渓流(2010年5月2日)


寒天車道から登り尾山を望む(2010年5月2日)


新山峠(2010年5月2日)


登り尾山頂上1(2010年5月2日)


登り尾山頂上の標識(2010年5月2日)


登り尾山頂上の三角点(2010年5月2日)


登り尾山頂上2(2010年5月2日)


登り尾山頂上から天城の山々を望む(2010年5月2日)

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