2010年8月16日(月)

八ケ岳

編笠山 権現岳

8月16日 晴〜曇〜晴

観音平445 →歩→ 雲海525 →歩→ 押手川600−605 →歩→ 編笠山705−725 →歩→ 青年小屋740−755 →歩→ 権現小屋905−910 →歩→ 権現岳915−930 →歩→ 三ツ頭1005−1035 →歩→ 木戸口1110−1115 →歩→ 観音平1225

日帰り 単独

観音平まで車で入る。まだ薄暗いうちに観音平を出発し、樹林の中の登山道を登っていく。雲海で富士見平からの道を合わせる。遠くに富士山を望むことができた。押手川で編笠山を巻いて青年小屋へ達する道を分ける。押手川を過ぎると登山道の勾配がきつくなり、休み休み登るようになる。森林限界を超えると編笠山頂上も近い。編笠山頂上に着く頃にはガスが出てすっかり天気が悪くなってしまい、眺望を楽しむことはできなかった。編笠山頂上から青年小屋に下り、権現岳を目指す。青年小屋から25分ほど登るとノロシバというピークを通過する。ノロシバから痩せた稜線を行くようになるが、ガスで周囲の様子はよく分からない。少し行くと稜線の東側の鎖が付けられた岩場を巻きながら登っていき、西ギボシのピークを通過する。ノロシバから約15分。相変わらずガスが深く周囲の様子は分からない。道は再び稜線の東側の鎖が付いた岩場を巻きながら進んでいく。再び稜線近くに出るが、戻るような形で踏跡があるのでこれを登るとギボシのピークに着いた。西ギボシから15分ほど。狭い頂上には石仏がある。ギボシで少し休んでから踏跡を戻り、登山道と合流して10分くらい行くと権現小屋に到着した。権現小屋から少し登ると赤岳方面への分岐に着く。ここに権現岳頂上を示す標識があり、ここを権現岳頂上とする人もいるようだ。赤岳方面への分岐から三ツ頭方向に進むとすぐに大きな岩が現れる。一番高い岩の上方へ延びる踏跡を登ると権現岳と書かれた標識があり、岩の上に古い剣が立っている。残念ながらガスで周囲の眺望は全く得られなかった。岩の上から登山道まで戻り、三ツ頭の方に進むと道から少し外れた左側の岩の基部に石祠がある。桧峰神社と呼ばれている所と思われる。権現岳から下っていき、石祠のあるピークを巻いてさらに下っていくと道は樹林帯に入るが、登り返すと再び森林限界を超える。その先のピークが三ツ頭である。天気が回復してきて、編笠山や権現岳方面の視界が開けてきたが、権現岳の上部は相変わらず雲の中だった。天気が良ければ、三ツ頭は眺望がすばらしい場所であると思われた。三ツ頭から数分下ると、天女山方面の大泉道と小泉道の分岐に着く。小泉道に進む。草深い細い道を下っていくと、やがて立ち枯れの目立つ尾根上を行くようになる。分岐から30分ほどで「木戸口」や「木戸口公園」と書かれた標識のある地点を通過する。木戸口から10分ほどで「ヘリポート」と書かれた標識のある台地を通過する。ヘリポートから10分くらい行くと、笹すべりと呼ばれる笹原の中に付けれた道を下っていくようになる。笹は刈り払われていて、滑りやすいということはなかった。笹すべりから10分くらい行くと「雲海」と書かれた標識を見る。さらに10分ほど下ると延命水への分岐に着く。「延命水 現在はけものの水場となっています」「告 生水飲用不適です」と書かれた標示があったので立ち寄らず先に進む。延命水から10分くらい明るいカラマツ林の中を下ると、八ケ岳横断歩道と交差する。道標があり、左は「三味線滝・天女山」、直進は「八ケ岳神社・八ケ岳高原ライン」、右は「観音平」と書いてある。右折して観音平を目指す。樹間の整備された遊歩道を行く。途中で沢を横切ると、道は登りに転じる。八ケ岳横断歩道に入ってから20分ほどで観音平に到着した。観音平から編笠山や権現岳を往復する人は多いようだが、権現岳から三ツ頭を経て観音平まではほとんど人に会わず、思いのほか静かだった。(2010年10月10日記載)

 

雲海から富士山を望む(2010年8月16日)


編笠山頂上(2010年8月16日)


青年小屋と編笠山(2010年8月16日)


ギボシ頂上の石仏(2010年8月16日)


権現小屋(2010年8月16日)


赤岳・三ツ頭・編笠山の分岐点に立つ権現岳の標識(2010年8月16日)


権現岳頂上1(2010年8月16日)


権現岳頂上2(2010年8月16日)


権現岳頂上3(2010年8月16日)


三ツ頭(2010年8月16日)


三ツ頭頂上1(2010年8月16日)


三ツ頭頂上2(2010年8月16日)


三ツ頭頂上から雲に覆われた権現岳を望む(2010年8月16日)


三ツ頭頂上から見た編笠山(2010年8月16日)


三ツ頭と木戸口の間で編笠山を見る1(2010年8月16日)


三ツ頭と木戸口の間で編笠山を見る2(2010年8月16日)


木戸口から編笠山を望む(2010年8月16日)

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