2010年9月20日(月)

八ケ岳

横岳 硫黄岳

9月20日 曇

美濃戸520 →歩→ 行者小屋710−720 →歩→ 地蔵ノ頭810−820 →歩→ 三叉峰910−920 →歩→ 横岳940−1005 →歩→ 硫黄岳山荘1025 →歩→ 硫黄岳1045−1125 →歩→ 赤岩ノ頭1135 →歩→ 赤岳鉱泉1210−1215 →歩→ 美濃戸1305

日帰り 単独

美濃戸の赤岳山荘まで車で入る。赤岳山荘から林道を5分ほど行くと美濃戸山荘に着く。美濃戸山荘から南沢の登山道に入り、行者山荘まで樹林の中の道を行く。連休最終日ということもあり、もう下山してくる人たちと何回もすれ違う。行者小屋周辺もテントがたくさん張ってあり、人がたくさんいた。行者小屋から地蔵ノ頭を目指す。樹林の中を登っていくが、やがて森林限界を超えて周囲の眺望が開けてくる。阿弥陀岳や赤岳が迫力のある山容を見せる。ハシゴが設置されている岩場を何箇所か過ぎ、急な登山道を登っていくと、地蔵ノ頭で赤岳と硫黄岳を結ぶ稜線上に出た。地蔵ノ頭で南に向きを変え、横岳を目指す。二十三夜峰を過ぎ、日ノ岳は右側を巻いていく。鉾岳は左側から巻いて、険悪そうに見える岩稜に付けられた道をたどり、石尊峰に達する。地蔵ノ頭から石尊峰まで40分ほど。二十三夜峰付近から石尊峰まで梯子や鎖場が点在する。三叉峰の東側直下で杣添尾根への道分ける。三叉峰は南側から見ると険しそうに見えるが、北側から容易にピークに立つことができる。三叉峰から緩やかな稜線をたどり、やがて現れる岩場に付けられた梯子を登ると、まもなく横岳頂上に到着した。横岳を過ぎると、梯子や鎖場が現れるが、注意して進めば特に問題ない。台座ノ頭を西側から巻き、硫黄岳山荘まで稜線上を下っていく。硫黄岳山荘から硫黄岳まで登り返す。幅が広い稜線で、天気が悪い時は方向を見失わないように注意が必要かもしれない。硫黄岳頂上付近から三角点の方向に付けられた踏跡に入る。入口に「注意!この火口跡の周辺は崩れるおそれがあります。火口跡に近づかないでください。」と書かれた看板があり、踏跡の両側にロープが張ってある。踏跡を10分くらい行くとロープが張ってあり行き止まりになっていた。三角点はどこにあるか分からなかった。硫黄岳頂上まで元来た道を戻る。硫黄岳頂上から赤岩ノ頭を経て、赤岳鉱泉へ向かう。赤岩ノ頭から少し下ると、道は樹林帯に入る。ジョウゴ沢出合を過ぎると、赤岳鉱泉も近い。赤岳鉱泉から北沢の登山道を25分ほど下ると、林道の終点に出た。林道を約20分歩き、美濃戸山荘に着いた。美濃戸山荘から林道をさらに5分ほど下り、スタート地点の赤岳山荘に戻った。天気予報はあまり良くなかったが、実際の天気は思いのほか良かった。地蔵ノ頭から硫黄岳まで横岳の稜線は終始眺めが良く、なかなか良いコースだった。(2010年11月14日記載)

 

行者小屋から赤岳を見る(2010年9月20日)


行者小屋から地蔵ノ頭に登る途中で振り返ると美濃戸中山が見えた(2010年9月20日)


行者小屋から地蔵ノ頭に登る途中で横岳方面を見る(2010年9月20日)


行者小屋から地蔵ノ頭に登る途中で阿弥陀岳を望む(2010年9月20日)


地蔵ノ頭にて(2010年9月20日)


赤岳と赤岳天望荘(2010年9月20日)


横岳方面に続く稜線(2010年9月20日)



遠くに富士山が見えた(2010年9月20日)



赤岳(2010年9月20日)



横岳に続く岩稜(2010年9月20日)


鉾岳を巻いて石尊峰に向かう(2010年9月20日)


石尊峰から赤岳を望む(2010年9月20日)


石尊峰から横岳本峰を望む(2010年9月20日)


三叉峰から赤岳と阿弥陀岳を見る(2010年9月20日)


三叉峰から峰ノ松目の向こうに穂高連峰と槍ケ岳を望む(2010年9月20日)


三叉峰から横岳本峰を見る(2010年9月20日)



三叉峰や石尊峰から赤岳に続く稜線(2010年9月20日)


横岳本峰の手前にて(2010年9月20日)


横岳頂上(2010年9月20日)



横岳頂上から赤岳・権現岳方面を望む(2010年9月20日)



横岳頂上から阿弥陀岳方面を望む(2010年9月20日)



横岳頂上から硫黄岳方面を望む(2010年9月20日)



横岳頂上から小同心を見る(2010年9月20日)



横岳頂上から大同心を見る(2010年9月20日)


台座ノ頭付近から横岳・阿弥陀岳方面を望む(2010年9月20日)



硫黄岳と硫黄岳山荘(2010年9月20日)



硫黄岳山荘から硫黄岳への登り(2010年9月20日)



硫黄岳付近から赤岳・阿弥陀岳方面を望む(2010年9月20日)



硫黄岳付近から横岳・赤岳方面を望む(2010年9月20日)



硫黄岳の頂上部(2010年9月20日)



硫黄岳頂上1(2010年9月20日)


硫黄岳頂上2(2010年9月20日)



硫黄岳の爆裂火口跡(2010年9月20日)


硫黄岳頂上から夏沢峠・天狗岳・蓼科山方面を望む(2010年9月20日)



硫黄岳頂上から峰ノ松目を見る(2010年9月20日)



赤岩ノ頭付近から硫黄岳を見る(2010年9月20日)




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