■三ノ瀬の民宿の駐車場に車を止めさせてもらう(有料)。■三ノ瀬から将監峠方面に向かう林道に入る。一般車は通行禁止である。■沢沿いに進む。しばらく行くと沢を渡り、Uターンするように対岸の尾根の方へ登っていき、牛王院下の分岐に着く。三ノ瀬から約25分。■牛王院下で林道を分け、牛王院平方面への登山道に入る。この道は作業道も兼ねているようで、刈り払われていて幅が広い。■標高約1800m付近で道が二手に分かれるが、左の尾根上を登っていく道へ進む。■その先で道が緩やかになると、2万5千分の1地形図に記載されている明瞭な山道と交差するが、直進する。■林の中を緩やかに登っていくとシカ避けの柵が現れる。シカ避けの柵には開閉可能な部分があり、これを開けて柵の中に入り、先に続く道を進む。■シカ避けの柵を何度か通り過ぎると、牛王院平で奥秩父の主脈縦走路に到達した。牛王院下から55分くらいだった。■牛王院平から5分ほどで将監峠に着く。■将監峠で将監小屋方面への道を分け、飛竜山方面に少し進むと道は稜線を巻くように右に逸れていくので、その辺りから稜線を外さないようにシカ避けの柵に沿って笹ヤブの急斜面を登っていく。■将監峠から15分ほどで標高1883m地点に着く。ここで右折して笹の稜線を忠実にたどる。■少し行くとやや急な登りになり、登り切ると再び緩やかになる。■標高1883m地点から約35分で竜喰山頂上に到着した。■竜喰山頂上には標識と三角点があった。周囲は木々に覆われていて眺めはない。■竜喰山頂上から北東の尾根に進まないように注意する。南東方向の稜線を忠実にたどる。■奥秩父らしい針葉樹林の中を所々通過する。■竜喰山から20分くらいで竜喰山と標高1999m地点の鞍部を通過する。シカのヌタ場のようである。■標高1999m地点から大常木山にかけて小ピークをいくつか越していく。所々右側の眺望が開ける。■笹ヤブに加え、部分的にシャクナゲのヤブも混ざるようになるが、稜線上を忠実にたどる。■大常木山の手前のピークは岩峰で直登は危険に思えたので、稜線の北側を巻く。日当たりが悪くジメジメした感じで不安定なので注意する。■岩峰を巻き終わると再び稜線上に出た。次のピークは南側を巻くことができそうだったが、少し戻るような感じでそのピークの上に出ると、そこが大常木山頂上だった。標識あり。■大常木山頂上は北側の眺めがとても良く、和名倉山を望むことができた。先ほど登った竜喰山も眺めることができた。■大常木山からも稜線を外さないように進んでいく。小ピークをいくつか通り過ぎ、正面に飛竜山を見ながら明るい笹の稜線上を下っていくようになる。■やがて大常木山と飛竜山の鞍部付近で奥秩父主脈縦走路に出た。大常木山からおよそ40分だった。■少し休憩した後、将監小屋を目指して奥秩父主脈縦走路をたどる。■縦走路に出てから50分くらいで将監小屋への分岐に着いた。さらに10分ほど下り、将監小屋に到着した。■将監小屋から林道歩きである。■将監小屋から25分ほど下ると、ムジナノ巣という水場のある場所を通過する。■さらに10分くらい下ると、行きに通った牛王院下の分岐に着いた。ここから元来た道を三ノ瀬に戻った。■竜喰山と大常木山の稜線には薄い踏跡がある。稜線を外さなければ迷うことはない。稜線の南側は急斜面のようなので、無理に下らない方が良いと思われる。■大常木山の主峰は標高1962mのピークであるが、前後のピークをまとめて大常木山と見るのが良さそうに思えた。(2010年12月29日記載 2012年5月20日更新) |