■湯西川温泉駅に併設されている道の駅湯西川に車を置く。■道の駅から葛老山まで登山道が整備されていて、頂上まで約0.4km毎に七福神の木像が置かれている。■道の駅の駐車場の裏手から葛老山への登山道が始まる。「案内板」「葛老山遊歩道案内図」と書かれた看板がある。■登山道に入るとしばらく階段や桟道が付けられた植林の中の道を登っていく。■やがて植林を抜け「布袋和尚」「福禄寿」の木像を過ぎると、送電線鉄塔が建つ地点に着く。道の駅から20分ほど。五十里湖の向こうに高瀬山方面の山が見える。■送電線鉄塔から標高732m地点の住宅地の方向に送電線巡視道と思われる明瞭な山道が分岐する。■送電線鉄塔から尾根上を5分くらい行くと、第一休憩所と呼ばれる地点に到着する。東屋があり、樹間に葛老山が見える。■ここからわずかに下り「毘沙門天」の木像を過ぎると尾根を右に外れ、葛老山への登りにかかる。2万5千分の1地形図を見るとかなりの急登のようだが、登山道は峠道のようにカーブしながら付けられているので、思いのほか緩やかである。■「弁財天」「恵比寿」の木像を過ぎ「←葛老山山頂0.4km」と書かれた標識を見ると尾根上に出る。すぐにアンテナの脇を通り過ぎ「大黒天」の木像を見る。第一休憩所からから30分ほどだった。■さらに明るい尾根を登っていくと東屋が見えてくる。東屋の脇には「寿老人」の木像があり、そのすぐ先が葛老山頂上である。■葛老山頂上には頂上を示す標識と三角点がある。木々で覆われていて眺望は良くないが、樹間に周囲の山を見ることができる。■葛老山頂上から元来た道を忠実に戻った。■下山後、道の駅にある西川温泉に浸かってから帰宅の途に就いた。■葛老山は数年前までは道の無い登頂が難しい山だったと思うが、現在は手軽に登ることができる山に変貌していた。(2011年5月3日記載) |