■新坂平に車を置く。付近はレンゲツツジの見頃を迎え、早朝にも関わらず、写真撮影をするために大勢の人が来ていた。■白樺牧場の南端から鈴ケ岳への登山道が始まる。■しばらく踏跡が枝分かれして錯綜しているが、明瞭な踏跡を拾いながら登っていくと尾根に乗った。■尾根上を牧柵に沿って緩やかに登っていく。所々ツツジの花が咲いている。■やがて姥子峠に着く。峠らしくない場所で標識がなければ気が付かなかったかもしれない。■新坂平から眺めのない森の中に道は付けられているが、姥子峠から5分くらい行くと初めて眺望が良い場所に出た。正面に地蔵岳と眼下に白樺牧場が見える。■姥子山頂上は登山道から少し外れていて標識等も無く、気を付けていないと知らないうちに通り過ぎてしまうかもしれない。■姥子山から数分下った所が鍬柄峠だった。ここも峠らしくない場所である。■鍬柄峠から鍬柄山へ登り返す。途中で立木に「初心者専用路」と書かれていて左に巻道が分かれるが、尾根上を直登して鍬柄山頂上に到着した。■鍬柄山頂上付近は周囲の眺めが良く、赤城の山々が一望できる。■鍬柄山頂上から大ダオまで樹林の尾根を下っていく。ツツジの花は少なくなるが、新緑がきれいだった。■大ダオで左右に道が分かれる。左は「キャンプ場3.2km 深山8.8km 南回り」、右は「キャンプ場4.2km 深山9.8km 北回り」と道標に書かれていた。■直進して鈴ケ岳への登りにかかる。ちょっとした岩場を2ケ所通過して数分行くと「←重箱岩 急傾斜のため見学には十分注意してください」と書かれた看板を見る。■重箱岩への分岐から10分ほど登ると、鈴ケ岳頂上に到着した。■鈴ケ岳頂上には標識と三角点がある。また、片隅には「鈴嶽山神社」「愛宕山大神」「赤城山大神」と書かれた大きな石碑がある。他にも小さい石碑が目に付く。周囲は低木で覆われていて、眺めはそれほど良くない。■大ダオまで元来た道を登る。■途中、せっかくなので重箱岩を往復した。■重箱岩への分岐から山道を下っていくが、徐々に道は悪くなる。やがて前方の斜面に岩壁が見えるが、どれが重箱岩なのか分からない。■適当な所で引き返すと、途中に四角い穴の開いた岩があった。変わった岩なのでこれが重箱岩と判断する。だいぶ下の方まで行ってしまったので、登山道から往復20分くらいかかってしまった。■大ダオから北回りの道を下っていく。大ダオ付近はカラマツ林がきれいであるが、しばらく行くとシダが多い鬱蒼とした森の中の道を下るようになる。■大ダオから約20分で林道終点に出る。ここで右折して「関東ふれあいの道」に入る。■林道終点からしばらく林道跡のような幅が広い道を行くが、やがて山道となる。出張峠まで部分的に古い階段が設置されているが、あまり整備がされていないようで歩きにくい。■出張峠で五輪尾根からの道を合わせて下っていく。■出張峠から10分ほどでさいたま市立赤城少年自然の家の前に出る。ここから車道(舗装路)を歩いて大沼湖畔まで下っていく。沼尻まで5分くらいだった。■沼尻から大沼西側の湖畔の車道を行く。■沼尻から5分ほど行くと、右手に赤城山第2スキー場のゲレンデがあり、この中に付けられた踏跡を登っていく。■ゲレンデの上部まで行くと「この先展望台」と書かれた看板があり、森の中に踏跡があるので、そこを入る。■下生えの笹の中に踏跡が錯綜している。途中に「けもの道注意」の看板があるが、より良く踏まれた踏跡を拾って進んでいくと、やがて白樺牧場の片隅に出た。道標があり、左折するとまもなく見晴山頂上に到着した。■見晴山頂上付近はツツジが見頃だった。大勢の人が散策に来ていた。■見晴山から白樺牧場内遊歩道を通って新坂平に戻った。牧場内遊歩道と書かれているが、大部分は森の中を牧柵に沿って歩いていく。やがてウシの通り道を数回横切ると新坂平も近い。■新坂平付近はツツジの花を見に来た観光客で賑わっていた。■新坂平付近のレンゲツツジは見事であり、ちょうど良い時期に花見をすることができて良かった。(2011年7月18日記載) |