■馬坂峠まで車で入る。■林道は馬坂峠で県境の稜線を越えていて、馬坂峠は帝釈山・田代山方面と台倉高山方面への登山口になっている。台倉高山方面には「台倉高山登山口 ←台倉高山2時間」と書かれた標柱がある。■まず台倉高山を目指す。登山道は稜線の西側を巻くように付けられている。■馬坂峠から10分くらい行くと沢の音が近づき、小さな沢を横切る。水場として利用できそうである。■針葉樹林の中の登山道はよく整備されていて迷う心配もない。■馬坂峠から25分くらい行った所で「鹿の休み場 ←山頂まで1時間20分」と書かれた道標を見る。■「鹿の休み場」から10分くらいで道は針葉樹林を抜けて小湿原に入る。■数個ある小湿原には木道が設置されている。この付近を三段田代と言う。標高2033m地点付近と思われる。■三段田代を過ぎると道は再び樹林に入り、稜線の北西側を巻いていく。■三段田代から20分ほどで標高2028m地点を過ぎる。この辺りで初めて台倉高山が姿を現す。■標高2028m地点から道は再び稜線の北側を巻いていく。■台倉高山北峰の手前にも小湿原があり、ここから道は稜線の南側に出る。台倉高山が近くに見えてくる。■台倉高山北峰を巻いて、登り着いた所が台倉高山頂上である。■台倉高山頂上は眺めが良く、歩いてきた稜線と帝釈山や田代山など周囲の山々を望むことができる。■台倉高山頂上には、頂上を示す標柱と三角点がある。標柱には「→引馬峠方面」と書いてあるが、引馬峠・孫兵衛山方面はヤブで道は無さそうである。■台倉高山から馬坂峠まで元来た道を戻る。■次に、馬坂峠から帝釈山に向かう。帝釈山方面には「帝釈山登山口 帝釈山0.9KM(経由田代山)←」と書かれた標柱がある。■帝釈山まで針葉樹林の中の急登が続くが、階段や木道が設置されていて道はよく整備されている。■帝釈山頂上も眺めが良く、先ほど登った台倉高山へ続く稜線を望むことができたが、他はガスが出てきていまひとつだった。以前に田代山から来たこともあったので、早々と引き揚げた。■台倉高山は、以前は登るのが難しい山だったが、現在では馬坂峠から容易に登ることができる山になった。いずれその先を鬼怒沼や尾瀬まで歩いてみたいと思った。(2011年8月15日記載) |