2011年8月27日(日)

男鹿山塊

弥太郎山

8月27日 

土平810 →歩→ 弥太郎山915−930 →歩→ 土平1020

日帰り 単独

土平まで車で入る。土平から弥太郎山への登山道が始まる。登山道は送電線巡視道を兼ねている。昔は「塩原自然歩道」という遊歩道だったらしい。登山道の入口には「→塩原線9号」と書かれた黄色い標柱があるが、道標は見当たらずヤブで覆われていて少々不安であるが、少し行くと良く踏まれた明瞭な山道になる。カーブしながら登っていくと、土平から15分ほどで道が二手に分かれる。「←塩原線9号」「→塩原線8号」と書かれた標柱があり、左が稜線上に行く道に思えたのでそちらに進む。分岐から5分くらい登ると送電線鉄塔(9号鉄塔)を通過する。弥太郎山の北西に位置する標高1297m地点の南西にあるピークと思われる。送電線鉄塔の先で標高1297m地点方向に薄い踏跡があったが、右方向により明瞭な道があったのでそちらに進むとすぐに山道と合流した。先程の分岐を右に行く道は、送電線鉄塔が建つ小ピークを巻く道であった。分岐から数分行くと、今度は「→塩原線8号」と書かれた山道が右に分岐するので、そちらの道を登ると送電線鉄塔(8号鉄塔)の下に出た。弥太郎山の西に位置する標高1297mピークから北に延びる尾根の末端付近と思われる。送電線鉄塔の先に道は無さそうなので、分岐まで戻る。分岐から「→塩原線7号」と書かれた標柱に従い、尾根の東側を巻く道に入る。2万5千分の1地形図では尾根の西側に道の記載があるが、実際は東側に道がある。沢の源頭部を回り込むように道は付けられている。眺望のない樹林の中の道を行く。晴れていれば樹間に弥太郎山が見えるのかもしれない。標高1297mピークを巻くと2万5千分の1地形図に記載がある道と再び合流するはずであるが、実際にはこの道は認められなかった。標高1297mピークと弥太郎山の鞍部から弥太郎山への登りとなり、カーブしながら登っていく。途中に「塩原自然歩道」と書かれた古い標識があった。やがて弥太郎山と弥太郎山南側のピークとの鞍部に着く。先程の送電線鉄塔への分岐から約30分だった。鞍部から直進するとすぐに南側のピークに達し、送電線鉄塔(7号鉄塔)が建っている。踏跡は先に続いているが、どこへ行くのかは分からない。弥太郎山頂上へは鞍部で左折する。ヤブで道が不明瞭であるが、入口の立木にテープの目印があり、それと分かる。鞍部から古い階段の跡がある道を数分登ると、弥太郎山頂上に到着した。弥太郎山頂上は木々で覆われていて眺望は無い。頂上を示す標識と三角点がある。弥太郎山頂上から元来た道を戻る。最後の送電線鉄塔(9号鉄塔)は巻道を利用した。行きは通らなかったので分からなかったが、巻道の途中にも「塩原自然歩道」と書かれた古い標識があった。土平に「注意 サルにエサをあたえないで下さい。」と書かれた看板があったが、弥太郎山頂上付近で風が無いのに辺りの木々からガサガサと音がして動物の鳴声が聞こえたので、サルの群れがいたのかもしれない。山中で誰にも会わず、静かな山だった。(2011年9月25日記載)

 

弥太郎山への道(2011年8月27日)


弥太郎山頂上1(2011年8月27日)


弥太郎山頂上2(2011年8月27日)


弥太郎山頂上の標識(2011年8月27日)


弥太郎山頂上の三角点(2011年8月27日)


土平付近にて(2011年8月27日)




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