2011年9月18日(日)

南会津

会津駒ケ岳 中門岳

9月18日 

滝沢登山口625 →歩→ 駒ノ小屋840−845 →歩→ 会津駒ケ岳900−910 →歩→ 中門岳950 →歩→ 駒ノ小屋1050−1105 →歩→ 滝沢登山口1215

日帰り 単独

滝沢登山口まで車で入る。滝沢登山口から階段を登り入山する。しばらく樹林の中の急登が続くが、徐々に勾配は緩くなる。駒ノ小屋まで登りが続くが、道は良いのでペースを守りながら着実に登っていく。滝沢登山口から1時間5分くらいで水場を指す標識がある地点を通過する。やがて会津駒ケ岳や大戸沢岳が見えてくると樹林帯を抜ける。湿原が現れて木道を行くようになる。周囲の展望が利くようになり、行く手に駒ノ小屋が見える。駒ノ小屋にはベンチやテーブルがあり、休憩するのにちょうど良い。駒ノ池越しに見る会津駒ケ岳はきれいだった。駒ノ小屋から草原状の稜線を登っていく。樹林帯に入る付近で右に道が分かれるのでそこを登っていくと、5分ほどで会津駒ケ岳頂上に到着した。会津駒ケ岳頂上はヤブで囲まれていて眺めは良くないが、標柱と三角点が設置されている。会津駒ケ岳頂上から中門岳へ向かう。会津駒ケ岳頂上の北側に出ると、急に眺望が広がり中門岳方面の稜線が見渡せる。すばらしい眺めである。会津駒ケ岳頂上で戻ってしまう人が結構いたが、これでは会津駒ケ岳の良さが分からないのではないだろうか。会津駒ケ岳頂上から5分くらい下ると、駒ノ小屋からの巻道と合流する。木道が付けられた稜線をたどる。所々に池塘も見られる。会津駒ケ岳頂上から稜線を30分くらい行くと、これまでの池塘より明らかに大きい中門大池という池が現れる。畔にベンチが設置されていて、「中門岳(この一帯を云う)桧枝岐村」と書かれた標柱がある。中門大池からさらに先へ木道が続いているので、これをたどると10分ほどで中門岳頂上に到着する。中門岳頂上の湿原を一周するような形で木道が設置されている。周囲の山々の眺めがとても良い。中門岳頂上の湿原を一回りして、中門大池に戻る中門大池の畔で休憩してから、元来た道を戻る。帰りは会津駒ケ岳頂上を巻く道を利用した。樹間に平ケ岳や荒沢岳と思しき山々を望むことができた。駒ノ小屋で一休みして、元来た道を下山した。会津駒ケ岳はなかなか良い山だった。会津駒ケ岳から中門岳にかけての稜線は、まさに天上の楽園と言うのに相応しいと思った。会津駒ケ岳まで来たら、中門岳まで行くべきだと思う。以前、冬に会津駒ケ岳をスキーで目指したことがあったが、荒天のため駒ノ小屋で引き返した。今回はその雪辱を果たすべく山行だったが、天候に恵まれ、とても印象深い山行となった。(2011年10月10日記載)

 

樹林帯を抜けると駒ノ小屋が見えてくる(2011年9月18日)


大戸沢岳(2011年9月18日)


駒ノ池と会津駒ケ岳(2011年9月18日)


会津駒ケ岳頂上付近から燧ケ岳を望む(2011年9月18日)


会津駒ケ岳頂上(2011年9月18日)


会津駒ケ岳頂上の三角点(2011年9月18日)



会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線1(2011年9月18日)


会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線2(2011年9月18日)


会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線から三岩岳方面を望む1(2011年9月18日)


会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線から三岩岳方面を望む2(2011年9月18日)


会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線から三岩岳方面を望む3(2011年9月18日)


中門大池(2011年9月18日)


中門岳付近から燧ケ岳を望む(2011年9月18日)


中門岳頂上から三岩岳方面を見る(2011年9月18日)


中門岳頂上の湿原(2011年9月18日)


中門大池の畔に建つ中門岳の標柱(2011年9月18日)


会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線から大戸沢岳方面を望む(2011年9月18日)


会津駒ケ岳から中門岳へ続く稜線から会津駒ケ岳方面を見る(2011年9月18日)


会津駒ケ岳付近から燧ケ岳を望む(2011年9月18日)


会津駒ケ岳付近から平ケ岳方面の眺望(2011年9月18日)


会津駒ケ岳付近から見た南会津の山並(2011年9月18日)


駒ノ小屋(2011年9月18日)


駒ノ小屋付近から燧ケ岳を望む(2011年9月18日)



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