2011年10月2日(日)

日光

燕巣山 四郎岳

10月2日 曇〜雨〜曇

丸沼温泉550 →歩→ 四郎峠655−700 →歩→ 燕巣山800−810 →歩→ 四郎峠845 →歩→ 四郎岳925−940 →歩→ 丸沼高原スキー場1205

日帰り 単独

丸沼温泉の駐車場の奥の方に湯沢峠への登山口がある。そこに「四郎山登山道」と書かれた道標があり、これに従って沢を渡り対岸に移る。しばらく沢沿いに進む。砂防ダムをいくつか越える。一部対岸に移る箇所もある。若干分かりにくいが、踏跡と目印があるので、これをうまく拾っていけば迷うことはない。丸沼温泉から35分ほど歩くと、規模は小さいがきれいなナメ沢となる。まもなく沢が二手に分かれる。二俣と言われる地点である。二俣から中間の尾根に上がり、尾根上を行く。ここは珍しい地形で尾根の両側に沢が並行している。しばらく行くと、道は尾根の左の沢に入る。やがて水流は無くなり、沢を離れて稜線を目指して登っていく。四郎峠で四郎岳と燕巣山を結ぶ稜線上に出た。稜線上にははっきりした山道があり、最近刈り払われた形跡も認められた。四郎峠から10分ほどで標高1891m地点を通過する。標高1891m地点から緩やかに下り、その後は燕巣山頂上まで急登となる。やがて道が緩やかになり燕巣山に到着する。燕巣山頂上を示す標識があった道は燕巣山で終わっていて、その先は笹ヤブである。燕巣山まで道がある理由は不明である。燕巣山頂上から四郎峠まで元来た道を戻る。四郎峠から四郎岳頂上にかけても急登が続くが、道はしっかりしている。この道は、もともと防火帯だったのではないかと想像する。道が緩やかになると木々で覆われた四郎岳頂上に到着した。四郎岳頂上を示す標識と三角点がある。四郎岳頂上から四郎峠と反対方向に山道が続いている。以前、四郎岳に登った時に四郎岳の南方に林道があったと記憶していて、その林道に続いているのではないかと考え、そちらへ進んでみる。やがて山道は見通しの利かない鬱蒼とした樹林の中を行くようになる。四郎岳頂上から25分くらい下り、引き返そうかと考え始めたところで林道跡に出た。古い道標があり、今歩いてきた方向は「四郎岳」、左は「大尻沼」を指しており左折する。右は「赤沢」と書いてあったが、赤いペンキで×印がしてあるように見えた。林道跡を5分ほど緩やかに登ると広い場所に出た。「四郎岳⇔大尻沼」と書かれた古い標識がある。ここから道は下りになる。林道跡はヤブになっている箇所もあり、車は長い間入っていないように思われた。20分ほど下ると伐採地のような箇所に出た。未舗装だが道形が良くなり、この辺りまで作業用車両は進入しているように思われた。さらに10分ほど下ると左方向から林道跡が合流した。2万5千分の1地形図にある丸沼ペンション村から延びている林道の終点近くの直角に曲がっている地点と思われる。ここから15分くらい行くと丸尻橋という小さい橋を渡る。シカが1頭逃げていった。丸尻橋から30分くらい下ると、道端にアンテナが建つ地点を通過する。さらに30分ほど下り、丸沼ペンション村の外れの林道起点に着いた。ゲートがあり、一般車両は通行禁止になっている。「立入禁止」と書かれた標識や「警告 入山禁止 許可なく入山し 山菜・草・木・石(土)等を採取した場合 警察に通報し損害賠償を請求します。」と書かれた看板が物々しい。ゲートの少し先で左に「森の小径」という遊歩道が分かれるのでそこを入り、10分ほどで丸沼高原スキー場に到着した。燕巣山頂上は眺めが良さそうだったが、残念ながら今回は天気が悪く眺望が得られなかった。天気が良い時に再訪したいと思った。(2011年11月20日記載)

 

四郎沢にて(2011年10月2日)


四郎峠・燕巣山を結ぶ稜線上から丸沼を見下ろす(2011年10月2日)


燕巣山頂上1(2011年10月2日)


燕巣山頂上2(2011年10月2日)


燕巣山頂上の標識(2011年10月2日)


四郎岳頂上1(2011年10月2日)



四郎岳頂上2(2011年10月2日)


四郎岳頂上の標識(2011年10月2日)


四郎岳頂上の三角点(2011年10月2日)


丸沼と四郎岳(2011年10月2日)


丸沼温泉から燕巣山を見る(2011年10月2日)


丸沼(2011年10月2日)


丸沼湖畔から見た燕巣山(2011年10月2日)



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