■ゲンナイ登山口に車を置く。■ゲンナイ登山口には、道路脇に「植物群落保護林 上野楢原のシオジ」と書かれた標識と「北沢シオジ原生林自然観察路」と書かれた看板があり、目印となる。■車道から沢に下りると橋があり、これを渡って対岸の山道に入る。■しばらく支流の沢沿いの道を緩やかに登っていくが、やがて沢を離れ稜線を目指して蛇行しながら登っていくようになる。■マムシのコルまで自然観察路となっていて、鎖の柵が設置されている部分が多いので迷う心配もない。この道は送電線巡視道も兼ねていて所々に「安曇幹線2号線200号201号に至る」と書かれた黄色い標柱がある。■気が付かないうちに送電線の下を通過して稜線に達する。ここはマムシのコルと言われている。「「上野楢原のシオジ」植物群落保護林」と書かれた比較的新しい看板があった。■マムシのコルから稜線の反対側に下りていく踏跡が認められた。稜線上にはマムシ岳と反対方向にも踏跡があり「安曇幹線2号線200号に至る」と標柱に書いてあった。登る途中で201号鉄塔への道は気が付かなかった。■マムシのコルから稜線を東へたどる。■途中までは稜線を外さなければ特に問題はないが、マムシ岳が近づくと岩稜や岩場が現れる。稜線上の通過が難しい箇所は稜線直下を巻くことができる場合がある。■マムシ岳直下は岩場の下を北側から回り込み稜線上に出る。左側は切れているので注意が必要である。痩せた稜線を少し行くとマムシ岳頂上に到着した。三角点がマムシ岳頂上であることを知らせてくれる。■マムシ岳頂上は眺めが良く、周囲の山々を見渡すことができた。■マムシ岳頂上から元来た道を戻る予定だったが、途中の岩場を再び通るのが億劫だったので、マムシ岳頂上から10分ほど戻った後、マムシ岳の西側のピークの手前から南側に延びる尾根を下ることにした。■尾根を忠実に10分くらい下ると送電線鉄塔に出た。202号鉄塔と思われる。■ここからさらに尾根を忠実に下っていく。■やがて水が流れる音が聞こえてきて沢に出る。沢の下流へ少し行くと丸木橋があり、対岸に渡るとまもなく車道に出た。「安曇幹線2号線202号203号に至る」と書かれた黄色い標柱がある。■ここから車道を15分ほど歩いてゲンナイ登山口に戻った。■以前から気になっていたピークを踏むことができて満足だった。(2011年12月30日記載) |