2011年11月3日(木)

男鹿山塊

塩沢山

11月3日 

独鈷沢ふれあい広場625 →歩→ 塩沢山755−820 →歩→ 独鈷沢ふれあい広場935

日帰り 単独

独鈷沢ふれあい広場という園地の駐車場に車を置く。国道を北に少し行くと、右側に「塩沢山入口」と書かれた標識があり、ここから登山道に入る。沢沿いの道を行くが、まもなく道は沢を離れカーブしながら登っていく。カーブが終わると山腹の道を緩やかに登っていく。独鈷沢ふれあい広場から20分ほど行った所で、道は再び沢に出る。ここで対岸に渡り、向かいの斜面をジグザグに曲がりながら登っていく。沢から約10分で斜面を登り切ると尾根上に出る。ここは一服ウチワという場所のようで、立木に標識がある。一服ウチワで左折すると、まもなく尾根上を直登する道と右の植林の中をジグザグに登っていく巻道の二手に道が分かれる。標識があり、前者は「健脚コース」、後者は「一般コース」と書いてあった。「健脚コース」に進む。10分くらい登ると「一般コース」と合流し、その先で尾根に乗り左折する。まもなくベンチのある小ピークに着く。「遊雪の君」と書かれた標識がある。ここで初めて樹間に塩沢山が姿を現す。ここから少し下り、道は尾根の左に外れて登っていく。「遊雪の君」まで植林が多く道はしっかりしているが、その先は自然林になり、道がやや細くなったような気がした。「遊雪の君」までは山仕事の作業道として使われているのかもしれない。しばらくカーブしながら登っていくと再び尾根上に出る。道は徐々に緩やかになり、鬼怒木方面からの尾根と合流する。塩沢山はまだ結構遠くに見えるが、しばらくほぼ平らな尾根を行くので短時間で距離を稼ぐことができる。下生えの笹の丈が高くなると同時に傾斜が徐々に増してきて最後の登りとなる。塩沢山頂上が近くなると笹の丈は再び低くなり、樹間に周囲の山々が見えるようになる。塩沢山頂上は笹で覆われた丸いピークで、明るく気持ちの良い場所だった。三角点と塩沢山頂上を示す標識が多数あった。木々で周囲の眺望はあまり良くないが、高原山方面の眺めが印象的である。三衣山方面に稜線が続いているが、塩沢山から先は道は不明瞭になるようである。塩沢山頂上でしばらく休憩した後、元来た道を戻って下山した。復路は「遊雪の君」と「一服ウチワ」の間は「一般コース」を利用した。塩沢山は地味な山であるが、静かで思いのほか良い山だった。時期的に紅葉を楽しむこともできて良かった。(2011年12月30日記載)

 

塩沢山頂上1(2011年11月3日)


塩沢山頂上の標識(2011年11月3日)


塩沢山頂上の三角点(2011年11月3日)


塩沢山頂上から高原山を望む(2011年11月3日)


塩沢山頂上2(2011年11月3日)


塩沢山頂上手前にて(2011年11月3日)


塩沢山山中にて1(2011年11月3日)


塩沢山山中にて2(2011年11月3日)


下山途中、樹間に塩沢山を見る(2011年11月3日)




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