■蟇沼集落の外れの祠と簡易水道施設がある所が安戸山の登山口であり、ここまで車で入る。傍らには「蟇沼地区簡易水道 通水記念」と書かれた石碑がある。■登山口から奥に続く山道に入り、5分ほど行くと左側から林道が合流して林道終点となる。この先の沢に古い堰堤があり、その下で対岸に渡る。■すぐ先の石祠と石像がある地点で道が二手に分かれる。「安戸山へ」と書かれた標識があり、左の沢沿いの道でなく、右の尾根の方へ向かう道に進む。■植林の中に続く山道は送電線巡視道を兼ねている。沢から10分ほど道なりに登っていくと右手の送電線鉄塔の方へ送電線巡視道は分岐するが、安戸山へは左の道に進む。■さらに15分くらい登ると尾根を乗り越すように右に回り込む。木の根元に石祠を見る。■登山口から約55分で林道跡に出て左折する。ここで初めて安戸山が姿を現す。■左手に安戸山を見ながら林道跡を登っていくと、5分ほどで安戸山中腹の方から延びている林道の終点に着く。新しい轍の跡が認められた。■林道に入るとすぐに右に安戸山への登山道が分岐する。「安戸山→」と書かれた道標がある。■山腹の登山道を緩やかに登って行く。右手の樹間に小佐飛山方面の稜線が見える。■安戸山の北西の鞍部で尾根上に出る。ここで左折して尾根に乗る。■まもなく急登となる。ロープが付けられていて、積雪があると厄介かもしれない。■急登が終わると笹ヤブの中に付けられた緩やかな道になり、やがて安戸山に到着する。■安戸山頂上は木々で覆われていて眺めは良くないが、樹間に男鹿山塊の山を見ることができた。安戸山頂上を示す標識と三角点がある。■安戸山頂上から南東の尾根方向に踏跡があり、「アグリパル塩原←」と書かれた標識がある。道の駅湯の香しおばらに続く山道があるようだ。■安戸山頂上から元来た道を戻った。■下山途中、林道跡から植林の中に入った所で安戸山に足繁く通っているという地元の人に会い、30分くらい立ち話をする。■短いコースだったが、天気も良く、静かな山歩きを楽しむことができた。(2012年1月22日記載) |