■天城高原ゴルフ場の駐車場に車を置く。ここは万二郎岳や万三郎岳の登山口である。■車道を戻る。10分ほどで古そうなゴルフ場のゲートを過ぎ、さらに5分くらい歩くと右側に遠笠山への道が分かれる。■遠笠山頂上まで作業用道路が付けられている。入口のゲートは閉ざされていて、一般の車両は進入できない。■入口の門扉には「関係者以外の立入りを禁ずる。」と書かれているが、脇には「遠笠山入山注意事項 当敷地内(山林)は、私有地につき山頂へ登山、ハイキング等をされる方は、次の事項を守ようお願いいたします。」と書かれ、いくつかの注意が箇条書きにされている看板があり、登山自体が禁止ということではないようである。■遠笠山頂上まで50m毎に標識が設置されている。■思いのほか積雪があり、雪の上を歩いていく。■道路は樹間に付けられているが、標高が高くなると木々の間に富士山や箱根方面、伊東沖に浮かぶ初島などを望むことができた。■遠笠山頂上から南東に延びる尾根を回り込むと、日当たりが良く、雪は融けて路面が姿を現している箇所もあった。■遠笠山頂上付近でシカが何頭か逃げていった。■遠笠山頂上付近に建つ電波塔群のすぐ近くまで来ると「1850m」と書かれた標識の先で作業道の終点となる。■一番奥の電波塔の脇の階段を登り、電波塔の裏側に回ると遠笠山の三角点がある。あいにく三角点は雪の下だったが、国土地理院の「たいせつにしましょう三角点」と書かれた標柱が遠笠山頂上であることを教えてくれた。その他の標識等は皆無である。■遠笠山頂上は木々に覆われていて眺望はないが、遠笠山頂上近くの作業道付近は眺めが良く、万二郎岳・万三郎岳方面が一望できた。■元来た道を戻り、下山した。■万二郎岳・万三郎岳方面に入山している人は結構いたようだが、遠笠山では誰にも会わなかった。■遠笠山まで無雪期は道路を歩くことになるが、今回は雪があったので軽い雪山歩きの雰囲気を楽しむことができた。(2012年4月15日記載)
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