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■数馬付近は基本的に駐車する場所が無い。許しを得て数馬の湯の駐車場に車を置いて出発する。■数馬の湯から車道を行く。数馬のバス停や九頭龍神社を過ぎ、九頭竜橋の手前で右手に車道が分かれるので、そちらに進む。■旅館が数軒立ち並ぶ車道を通り抜けると、九頭竜橋の手前で分かれた先ほどの道路と再び合流する。奥多摩周遊道路入口というバス停がある。数馬から15分ほどだった。■右に現在は使われていない料金所の跡があり、左に戻るように分岐する林道跡があるので、ここを入る。標識あり。■三頭沢沿いに進む。菅平ノ滝を過ぎると、右に折り返すように林道跡は続いているようだが、さらに沢沿いに進む。■沢が二手に分かれる所から沢を離れ、やがて奥多摩周遊道路に出る。奥多摩周遊道路入口から約25分だった。■右は「都民の森 三頭山」、左は「三頭大滝 三頭山」と書かれた道標があり、左に進む。■車道を5分くらい行くと、左手に「三頭大滝 三頭山」と書かれた道標があり山道が分かれるので、ここを入る。都民の森の「けやきの路」という道のようである。■奥多摩周遊道路から20分ほど行くと東屋が現れ、少し休憩する。ここから都民の森の「大滝の路」に入る。林道のような道で雪上に車の轍が認められた。■東屋から5分くらいで三頭大滝に着く。滝見橋という吊橋が架かっていて三頭大滝を見下ろすことができる。■滝見橋の先で大滝休憩小屋という東屋を見て、ここから山道となる。■沢沿いの道をたどり、三頭大滝から20分くらい行くとテラスのような建造物がある。道が二手に分かれ、「←三頭山 約40分」と書かれた道標に従い、左の山道に入る。■雪の上に残された踏跡を拾いながら45分ほど登ると、三頭山から槙寄山方面へ続く稜線上に出た。ここは三頭山と大沢山の鞍部でムシカリ峠という。■ムシカリ峠から約25分の登りで三頭山頂上に到着した。三頭山は頂上部に3つピークがあり、ここは西峰である。■三頭山西峰から東へ5分ほど下った所は御堂峠といい、ヌカザス山方面への道や三頭山西峰を巻く道、三頭山中央峰と東峰を巻く道の分岐となっている。■御堂峠から東へ5分くらい登り返し、たどり着いた標高1531mのピークは三頭山中央峰である。■さらに数分稜線をたどると三角点があり、ここは三頭山東峰とされる。近くに展望台があるが、悪天のため何も見えなかった。■三頭山東峰から東へ稜線を下っていくと、御堂峠から三頭山中央峰と東峰を巻く道と合流する。■稜線を東にたどる。鞘口峠まで基本的に下りである。道はずっと稜線上に付けられているわけではなく、部分的に稜線の北側や南側を巻いている。■鞘口峠から登り返し、ピークを2つ越える。■その次の標高1302mのピークは砥山というらしいが、北側を巻く。■標高1249mのピークも北側から巻くと、浅間尾根駐車場方面からの道と合流する。■少し行くと道は北へ向きを変え、下り着いた所が風張峠である。ここからわずかに下ると、奥多摩周遊道路に下り立つことができた。■奥多摩周遊道路の向かいにゲートがあり、その先に林道が続いているのでそこを入る。■倉掛尾根には舗装された林道が付けられており、この林道を進んでいく。■風張峠の東方に位置する標高1078mのピークが倉掛山である。■風張峠から15分ほどで林道の左側に倉掛山を指す道標があるのでここから山道に入る。■5分くらい登ると倉掛山頂上に到着した。■倉掛山頂上には標識と小さなベンチがあった。南側は伐採されているので、天気が良ければ眺望が良さそうだった。■倉掛山頂上から東側の尾根上を下っていくとまもなく林道と並行した林道より一段高い山道を行くようになる。途中で廃車が放置されていて、林道ができる前はこの道が使われていたのではないかと推測する。■しばらく行くと林道と合流する。■林道を下っていくとやがて小さな集落に入る。倉掛山頂上から約25分だった。上白岩というバス停がある。■上白岩から5分ほどでヘリポート入口を通過する。この辺りから藤倉まで山道があるようだが、車道を下った。■点在する民家の近くを縫って車道はだいぶ遠回りをしていて、思いのほか時間がかかった。■藤倉に着いた時、バスがちょうど発車するところで、ギリギリで乗車することができた。乗り遅れたら次は2時間40分後だったので助かった。■バスを乗り継いで数馬の湯に戻り、温泉に入ってから帰宅の途に就いた。■まだ冬の様相で、数馬から上白岩までほぼ積雪が見られた。雪は三頭山頂上から風張峠にかけてが多く、深い所で膝下くらいまでの積雪だった。■今回の山行で、奥多摩三山の大岳山から御前山を経て三頭山まで一通り歩いたことになった。（2012年4月15日記載） |
