2012年3月20日(火)

奥秩父

大久保山 杣口山

3月20日 晴

道の駅花かげの郷まきおか815 →歩→ 乙ケ妻入口835 →歩→ 大久保峠935 →歩→ 大久保山1010−1035 →歩→ 大久保峠1055 →歩→ 杣口山1115−1130 →歩→ 道の駅花かげの郷まきおか1225

日帰り 単独

道の駅花かげの郷まきおかに車を置く。旧国道を南へ10分ほど進み、室伏公会堂のバス停がある交差点で右折し、車道を緩やかに登っていく。室伏公会堂から10分くらい行くと、牧丘大橋の手前に乙ケ妻入口バス停があり、ここで右折して乙ケ妻の集落に入っていく。乙ケ妻を過ぎると、やがて道は沢沿いを行くようになる。途中で動物除けのゲートを過ぎ、カーブしながら登っていくと、左手に東屋が立つ園地のような場所に出る。乙ケ妻入口からここまで30分くらいだった。この先で道路が二手に分かれるが、右の直進する林道へ進む。道は細くなり少し先で右に曲がると、右手に石碑や祠を見る。ここで送電線巡視道が分かれるが、林道をさらに上がっていく。知らぬ間に送電線の下を通り過ぎ、森の中の林道をカーブしながら登っていくと、ワサビ田や小屋が立ち並ぶ地点を通過する。標高910m付近で林道終点となる。乙ケ妻入口から約45分だった。その先も植林の中に轍の跡が続いている。少し行くと動物捕獲用のワナが設置してある広場のような場所を過ぎる。ここで轍の跡は終わっていて山道となる。林道終点から15分ほどで大久保山と杣口山を結ぶ尾根上に達する。左折して大久保山方面に少し行くと「大久保峠 1005m」と書かれた標柱があった。「←馬頭尊〜東御殿へ」の表示に従って北西へ進む。踏跡はまもなく山腹を巻くように逸れていくが、大久保山を目指して尾根上を登っていく。大久保山頂上まで急登が続く。尾根上には何となく踏跡があり、尾根上の右側にルートを取るようにすると分かりやすいと思う。大久保山頂上は木々で覆われていて眺望は無いが、樹間に見える雪を付けた乾徳山はなかなか恰好が良い。大久保山頂上は小広く、「御料局三角点」と書かれた標石と大久保山頂上を示す標柱があった。大久保山頂上から大久保峠まで元来た道を戻る。北側に分かれる尾根に入らないように注意する。大久保峠から杣口山を目指す。大久保峠の南東に位置する標高1070.3mの三角点峰が杣口山である。大久保峠から尾根上に何となく踏跡があるので、これに従って進む。杣口山の手前は西側から回り込んで、杣口山頂上に達する。杣口山頂上も木々に覆われていて眺望は無い。東側は植林になっている。三角点が杣口山頂上であることを教えてくれる。杣口山から南の尾根を下る。何となく踏跡がある。途中で大きな岩が見られるようになり、尾根を外れて尾根の西側の沢の方に下っていった。やがて水流が現れるが、踏跡は認められなくなる。少し行くと右手に大きな岩があり、回り込むと木の間に掛けられた縄に新しい紙垂が下がっていて、岩の下には「大明神」と書かれた石祠があった。杣口山頂上から20分ほどだった。石祠からも踏跡ははっきりしないが、少し下ると左側の樹間に小さな標識のような物が見えたので、近づくと「←大明神」と書かれた標識があった。ここから山道があったので、これを下っていくが途中ではっきりしなくなる。歩き易そうな所を下っていくとやがて竹林となる。動物除けのフェンスが現れ、扉があるのでこれを出ると林道となり展望が開ける。大明神から約15分。周囲の様子から標高723m地点の西側の送電線付近と判断する。正面の沢の左右に林道が通っていてどちらに進んでも国道に出られそうだが、右の山腹を行く林道を行くことにする。林道は途中で何ケ所か分岐があるが、勘を頼りに進んでいくと15分ほどで大沢の集落に入った。唐土神社の前を通り過ぎ、国道に出て5分も行くとスタート地点の道の駅花かげの郷まきおかに到着した。雪は全く無かった。山中では誰にも会わず、静かな山歩きを楽しむことができた。(2012年4月30日記載)

 

大久保山頂上1(2012年3月20日)


大久保山頂上2(2012年3月20日)



大久保山頂上3(2012年3月20日)



大久保山頂上の標識(2012年3月20日)


大久保峠(2012年3月20日)


大久保峠の標識(2012年3月20日)


杣口山頂上(2012年3月20日)



杣口山頂上にて背後に大久保山が見える(2012年3月20日)


杣口山頂上の三角点(2012年3月20日)


大明神(2012年3月20日)



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