2012年4月21日(土)
安蘇山塊

白浜山 根本山

4月21日 雨〜曇

黒坂石620 →歩→ 白浜山800−815 →歩→ 熊糞山830−835 →歩→ 中尾根十字路1050 →歩→ 根本山1100−1110 →歩→ 中尾根十字路1115 →歩→ 金五郎橋1210 →歩→ 山神社1225−1240 →歩→ 黒坂石1305

日帰り 単独

草木湖の東に位置する標高1124.9mの三角点峰が白浜山である。たぬき山とも言われている。黒坂石まで車で入る。黒坂石から沢入駅方向に15分ほど車道を戻ると、南側に林道が分岐するのでここを入る。「林道 加藤畑線」と書かれた標識がある。林道を数分行くと左に林道が分岐する。「作業道に付き関係者以外の立入禁止」と書かれた標識があるが、ここを入る。尾根を回り込むと沢沿いに行くようになる。植林の中を10分ほど行くと壊れた小屋があり、その先で橋を渡ると林道は二手に分かれるので、右に進む。堰堤のある沢沿いの林道を行くと,広場のような場所に着いた。林道の終点と思われる。ここで対岸に移ると植林の中に作業道が何本か認められるが、沢の少し上の沢と並行して付けられた道を進む。作業道は徐々に不明瞭になる。沢は何度か枝分かれするが、道がありそうな方へ勘で進んでいく。やがて水流が無くなり、大きな岩が点在する斜面となる。なるべく右側の尾根の方に行くように登っていく。壊れた小屋がある地点から約55分で尾根に乗った。尾根に乗ると獣道かもしれないが何となく踏跡があり、これに従って尾根を外さないように登っていく。尾根に乗ってから15分ほどで白浜山頂上に到着した。天気が悪く、ガスで周囲の様子がよく分からなかったが、標高1000mくらいから白浜山の北北東の尾根に乗ったようである。白浜山頂上には「たぬき山」と書かれた標識と三角点があった。木々に覆われた静かな小広い頂上だった。白浜山頂上で南東に向きを変え、忠実に尾根をたどる。白浜山から急な坂を下り、鞍部から少々岩場のような急登となる。登り着いたピークには「熊糞山」と書かれた標識があった。白浜山南面の林道に続くと思われる踏跡が南に分かれる。熊糞山から西へ尾根をたどる。右側が植林となる。熊糞山から標高1064m地点まで約15分だった。標高1064m地点で南に向きを変える。左側は伐採地のようで天気が良ければ眺望があると思われる。次の小ピークで東に向きを変える。この辺りは尾根の右側に動物除けの柵がある。前方の尾根に乗ったら右折する。その手前は踏跡がやや不明瞭だが、歩きやすい所を登る。さらに尾根をたどり、熊糞山から約40分で根本山と三境山を結ぶ縦走路に出た。ここからは前々週に歩いたルートを逆に歩くことになる。白浜山分岐から三角山まで35分くらいだった。三角山から金五郎橋・黒坂石方面への分岐まで約15分だった。標高1041m地点を過ぎると、鎖やロープが付けられた斜面を横切るように通過する。根本山頂上の北側の尾根に乗る予定だったが、踏跡が先に続いていたのでこれをたどる。途中、倒木が道を塞いでいて少々不安になるが、先に道があり進んでいくと根本沢からの道と合流した。金五郎橋への分岐から約30分だった。根本沢コースと合流後、中尾根十字路を経て、約15分で根本山頂上に到着した。根本山頂上から金五郎橋への分岐まで元来た道を戻る。分岐から植林の中の急な道を20分ほど下り、林道終点に下り立った。「根本山登山口」と書かれた標識がある。林道は荒れていて車の通行は不可能である。5分くらいで金五郎橋に着いた。以前来た時は問題なさそうだったが、金五郎橋から山神社にかけても倒木があり車の通行は無理な状況である。山神社で少し休憩をした後、さらに林道を歩いて黒坂石に戻った。黒坂石から白浜山まで目印や道標は皆無に等しく、ルートファインディングの能力が試される。天気が悪く、視界不良で道中不安だったが、結果的に思っていたようなルート取りで登ることができたので良かったと思う。(2012年6月3日記載)
 

白浜山頂上1(2012年4月21日)


白浜山頂上2(2012年4月21日)



白浜山頂上の標識(2012年4月21日)



白浜山頂上の三角点(2012年4月21日)


熊糞山頂上(2012年4月21日)


熊糞山頂上の標識(2012年4月21日)


根本山頂上(2012年4月21日)



山神社にて(2012年4月21日)




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