■赤城キャンプ場まで車で入る。深山から赤城キャンプ場までの林道は積雪と凍結により、登坂不能の一歩手前という箇所もあったが、何とか赤城キャンプ場までたどり着くことができた。■赤城キャンプ場は冬期休業中で駐車場も閉鎖されているので、路肩に駐車した。■赤城キャンプ場から鈴ケ岳の登山口の方へ5分ほど行くと、右に鈴ケ池方面へ林道が分岐する。■さらに5分くらい林道を進むと、「鈴ケ岳生活環境保全林案内図」という地図が描かれた看板がある。ここからモロコシ山への登山道が分岐する。■登山道に入ると、すぐにベンチがある。右折して堰堤の下を通りすぎると、その先によく整備された幅が広い登山道が続いている。■赤城キャンプ場への道を分けて少し行き登山道が細くなると、山腹を稲妻形に登っていくようになる。■林道から25分ほどで分岐に着く。道が二手に分かれ、右は「モロコシ山(一般向)」左は「モロコシ山(健脚向)」と書かれた道標がある。左へ進む。■先ほどの分岐から10分くらいで稜線上に出る。道標に従って右折する。■稜線上を登っていく。振り返ると樹間に鈴ケ岳が見える。■稜線に出てから10分くらい登ると、モロコシ山頂上に到着した。立木にモロコシ山頂上を示す標識が付けられていた。■モロコシ山頂上は木々で覆われているが、木々の合間に周囲の山々が見える。■モロコシ山からヤハズ山へ向かう。■モロコシ山頂上手前の分岐から「キャンプ場へ」と書かれた道標に従い、西へ進む。登ってきた道の方には「林道へ」と書かれてあった。■ヤハズ山へは稜線伝いに行けそうに見えたが、ロープが張ってあり、登山道は稜線から下っていく。■カーブしながら下っていくと、モロコシ山頂上から10分ほどで分岐に着く。右は「キャンプ場へ」左は「ヤハズ山連絡道」と書かれているので、左に進む。■ヤハズ山連絡道に入ると道がやや悪くなるが、道形ははっきりしているので迷う心配はない。■山腹の道を行く。左上は岩場のようになっている。■分岐から約15分で稜線上に出る。道標があり、右は「ツツジの径」と書いてある。ここで左折して稜線上を緩やかに登っていくと、まもなくヤハズ山頂上に到着した。■ヤハズ山頂上は道の途中のような場所で、立木に付けられた標識がヤハズ山頂上であることを示していた。眺望もない。■分岐まで戻り、ツツジの径という道を下る。■途中で「モロコシ山連絡道」と書かれた道が右へ分岐するが、「キャンプ場へ」と書かれた道標に従って直進する。■やがて林道終点のような場所に下り立つ。右折すると赤城キャンプ場に戻ることができるが、「鈴ケ池へ」と書かれた道標に従って左折する。■林道終点から山道を数分下ると鈴ケ池に着いた。鈴ケ池は人工の貯水池のようであるが、雪が積もっていて確認できなかった。■鈴ケ池から山道をさらに下っていくと、林道に出た。ここで右折して5分ほど歩くと、スタート地点の赤城キャンプ場に戻ることができた。■モロコシ山一帯には「ヒメギフチョウ」という蝶が生息しているそうである。「お願い この付近に生息する「ヒメギフチョウ」は群馬県指定天然記念物のため、次のことを必ず守り入山して下さい。 一 登山道以外は入らない。 一 登山道についてもバイク等で入らない。 一 成虫のチョウやチョウの卵やサナギを採らない。 一 ウスバサイシンやカタクリ等を採らない。 違反者を発見した場合は、群馬県条例違反・窃盗罪として即時に渋川警察署へ届け出ます。」と書かれた看板が見られた。■季節外れということもあり、誰にも会わず静かな山歩きを楽しむことができた。(2013年1月27日記載)
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