2013年3月10日(日)

西上州

船坂山

3月10日 晴〜曇

途中730 →歩→ ゲンナイ登山口810 →歩→ 船坂山925−955 →歩→ ゲンナイ登山口1105 →歩→ 途中1140

日帰り 単独

ぶどう峠越えの県道は冬期通行止となっており、最奥の中ノ沢林道の分岐まで車で入る。中ノ沢林道分岐の閉ざされたゲートから歩き始める。「冬期全面通行止め 一般県道 上野小海線 理由:凍結及び降雪のため」と書かれた看板がある。通行止の県道は、日当たりが悪い箇所には積雪がある部分が多く、雪の上を歩いて行く。だいぶ前に車が通ったような跡があり、凍結している部分も多く歩きにくい。中ノ沢林道分岐から20分くらい行くとカーブが連続する区間に入るが、この辺りは雪が無く、乾燥した路面を歩く。カーブから左に分岐する林道を見る。「仲野沢林道」と書かれた杭があるが、ゲートは閉ざされている。仲野沢林道分岐から県道を15分ほど行くと、マムシ岳のゲンナイ登山口を通過する。ゲンナイ登山口から県道をさらに20分くらい進むと、標高1180m地点のカーブから左に林道が分岐する。「ぶどう峠林道」と書かれた杭があり、ゲートは閉まっているが、ここで左折して林道に入る。分岐から山腹に付けられた林道を20分くらい登ると、右上に送電線鉄塔を見て林道は終点となった。ぶどう峠林道には、最近車や人が通ったような跡は認められず、部分的に膝下まで積雪があった。林道終点から送電線巡視道があり、わずかに登ると送電線鉄塔の下に出た。ここは眺めが良く、ぶどう岳やマムシ岳を望むことができた。送電線鉄塔から南側の尾根上に獣道のような踏跡があるので、ここを入る。送電線鉄塔から10分くらい登ると、一本のマツのような木が立っている岩場が現れ直登したが、よく見ると右側に巻道があった。さらに尾根を登っていくと、やがて勾配が緩やかになり尾根が広くなる。尾根の右側に沿って登っていくと、船坂山から西側に延びる稜線上に出た。ここで左折する。少し行き、岩の混ざった尾根を登ると船坂山頂上に到着した。送電線鉄塔から約35分だった。船坂山頂上には標識と三角点があった。木々で覆われているが、品塩山方面に少しだけ眺望が得られた。船坂山頂上から元来た道を戻る。船坂山から西側に延びる稜線上から送電線鉄塔への下降点が分かりにくいので、往復する場合は覚えておく必要があると思われた.。復路は、船坂山頂上からぶどう峠林道終点まで約25分、ぶどう峠林道終点から県道まで約15分、さらにゲンナイ登山口まで約15分だった。眺めの良い送電線鉄塔の下で少し休憩した。船坂山は無雪期であれば、県道から短時間で登ることができるが、目立たない山であり登る人は少なそうある。送電線鉄塔から船坂山にかけてシカの糞が多く、この付近は野生動物が多く棲息しているように思われた。(2013年4月1日記載)



船坂山頂上1(2013年3月10日)



船坂山頂上2(2013年3月10日)


船坂山頂上の標識(2013年3月10日)



船坂山頂上の三角点(2013年3月10日)



船坂山頂上手前にて(2013年3月10日)



送電線鉄塔付近からぶどう岳を望む(2013年3月10日)



送電線鉄塔付近からぶどう峠〜上信国境の稜線を見る(2013年3月10日)



送電線鉄塔付近からマムシ岳を望む(2013年3月10日)




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