2013年4月20日(土)

前日光

六郎地山

4月20日 晴〜曇

途中610 →歩→ 六郎地山720−750 →歩→ 途中920

日帰り 単独

滝ケ原峠で県道から河原小屋三の宿林道が分岐する。1年ほど前は「通行止」の看板があったが、今回は「通り抜け出来ません」と書かれた看板に変わっていたので進入し、鹿沼市と日光市の市境まで車で入る。市境は切通しになっていて、切通しを過ぎた所に車を置く。「基幹林道前日光線案内図」と書かれた看板がある。滝ケ原峠の方向へ少し戻ると、切通しの反対側に踏跡があり、ここを入って尾根上に出る。細い尾根を登っていくと小ピークに着く。ここで右折をして南進する。細い尾根上をたどる。辺りにはアカヤシオの花がちらほら咲いていた。切通しから15分ほどで標高973m地点を通過する。標高973m地点から少し下った後、登りになる。右手の樹間に夕日岳、背後に三ノ宿山や大木戸山が見える。この辺りから所々にカタクリの可憐な花が見られる。標高973m地点から標高1101m地点まで25分くらいだった。標高1101m地点は今回の最高地点である。ここから右側に古い錆びた有刺鉄線の柵が現れ、これに沿って下っていく。標高1101m地点から六郎地山との鞍部までおよそ140m下る。下山しているのと錯覚するような下りである。鞍部は痩せた尾根となっている。ここを通過すると今度は一気に急な斜面を90mくらい登り返す。尾根上に出たら左折する。帰りに分からなくならないように下降点を覚えておく。尾根上を緩やかに登っていき、植林の脇を通り過ぎる。やがて少し下って登り返すと六郎地山頂上に到着した.。六郎地山頂上には標識と三角点があった。小さい頂上だが何となく落ち着く場所だった。六郎地山頂上でしばらく休んだ後、元来た道を戻った。市境の切通しから六郎地山にかけて、尾根は木々で覆われていて眺めは良くないが、まだ冬枯れで樹間に眺望を得ることができた。周囲の山や花を見ながら歩いたため、帰路の方が時間がかかった。六郎地山付近は、季節が違うとだいぶ趣も変わるのではないかと思った。河原小屋三の宿林道は大滝の数百m手前で通行止になっていた。河原小屋三の宿林道でニホンザルを数匹見かけたので、この付近の山にはある程度生息していると思われた。山中では誰にも会わず、短時間だったが静かな山歩きを楽しみことができた。(2013年4月26日記載)



六郎地山頂上1(2013年4月20日)



六郎地山頂上2(2013年4月20日)



六郎地山頂上の標識(2013年4月20日)



六郎地山頂上の三角点(2013年4月20日)



六郎地山頂上付近にて1(2013年4月20日)



六郎地山頂上付近にて2(2013年4月20日)



六郎地山頂上付近にて3(2013年4月20日)



夕日岳を見る(2013年4月20日)



カタクリ(2013年4月20日)



六郎地山と標高1101m地点の鞍部にて(2013年3月17日)


樹間に三ノ宿山と男体山が重なって見える(2013年4月20日)



樹間に大木戸山を見る(2013年4月20日)


アカヤシオ(2013年4月20日)


河原小屋三の宿林道から六郎地山を望む(2013年4月20日)


河原小屋三の宿林道から六郎地山方面を見る−六郎地山は右奥(2013年4月20日)


河原小屋三の宿林道から六郎地山方面を見る(2013年4月20日)



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