2013年5月5日(日)

南会津

おおぎのま山

5月5日 晴

会津高原尾瀬口駅710 →歩→ おおぎのま山830−850 →歩→ 会津高原尾瀬口駅1000

日帰り 単独

会津高原尾瀬口駅の北方に位置する標高1095.1mの三角点峰がおおぎのま山である。点名が「扇沼」であることから「おおぎのま山」と言うのかもしれない。会津高原尾瀬口駅に車を置いて出発する荒海川に架かる橋を渡って国道に出た所で右折する。すぐに中山峠への道が左に分かれるので、左折する。数軒の民家を過ぎ、上部に送電線を見ると、右に広い山道が分岐するので、ここを入る。入口に「八総線 NO73」と書かれた小さい標識があり、送電線巡視道のようである。すぐに送電線鉄塔の脇を通り過ぎる。山道をさらに奥へ進んでいくと再び送電線鉄塔が現れる。会津高原尾瀬口駅からここまで10分ほどだった。ここから送電線鉄塔の裏手の斜面を登っていく。道は無いが、人が入った形跡は感じられる。山菜採りやキノコ採りで入山する人がいるのかもしれないしばらく急な斜面を登っていく。途中に石祠があった。尾根筋がはっきりしてきて傾斜が緩くなると、標高1013m地点に着く。会津高原尾瀬口駅から約45分だった。標高1013m地点から少し下って尾根を登っていくと、前方に岩場が現れる岩場は安定していて、傾斜も緩いので、特に問題なく通過できる。岩場を登り切ると眺望の良い小ピークに着き、おおぎのま山が姿を現す。貝鳴山や家老岳、男鹿山塊の稜線なども望むことができる。休憩をするのに良い場所である。次の小ピークで左からの尾根と合流し、細い尾根をたどっていく。右側はきれいな自然林の斜面である。緩やかに登っていき、たどり着いた所がおおぎのま山頂上だった。標識と三角点があった。木に付けられた標識の文字はほとんど消えていたが、微かに「おおぎのま山」の文字を認めることができたおおぎのま山頂上は木々で覆われていて眺望は無いが、樹間にまだ雪が付いている七ケ岳が見えた。おおぎのま山頂上から元来た道を戻る。標高1013m地点から往路で通った所よりも西側の斜面を下ったようで、最後はちょうど送電線巡視道の入口の所で道路に出た。今回、行きは二つ目の送電線鉄塔から登りにかかったが、この辺りから強引に斜面を登っても、おおぎのまの山に達することができるようである。送電線巡視道入口から5分も歩くと、スタート地点の会津高原尾瀬口駅に到着した。山中はまだ冬枯れの状態で見通しも良かったが、夏場はヤブがうるさいかもしれない。おおぎのま山は登る人も少なそうな静かな山だった。(2013年5月12日記載)



おおぎのま山頂上1(2013年5月5日)



おおぎのま山頂上2(2013年5月5日)



おおぎのま山頂上3(2013年5月5日)



おおぎのま山頂上の標識(2013年5月5日)



おおぎのま山頂上の三角点(2013年5月5日)



途中の岩峰から家老岳方面を望む1(2013年5月5日)



途中の岩峰から家老岳方面を望む2(2013年5月5日)



途中の岩峰から家老岳や貝鳴山を見る(2013年5月5日)



途中の岩峰から貝鳴山方面を見る(2013年5月5日)



途中の岩峰から見たおおぎのま山(2013年5月5日)


途中の岩峰から西側の眺望(2013年5月5日)



途中の岩場にて1(2013年5月5日)


途中の岩場にて2(2013年5月5日)


途中の岩場にて3(2013年5月5日)


途中の岩場付近から七ケ岳を見る(2013年5月5日)


会津高原尾瀬口駅付近から標高1013mのピークと右奥におおぎのま山を望む(2013年5月5日)



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