2013年6月1日(土)

妙義周辺

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6月1日　晴

恩賀605 →歩→ 高岩雄岳655−720 →歩→ 高岩雌岳815−830 →歩→ 八風平915 →歩→ 恩賀935

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日帰り　単独

■碓井軽井沢インターチェンジ付近から大きく見える岩峰が高岩である。その険悪な山容に不気味な印象を持つ人もいるかもしれない。■恩賀の集落の外れに高岩の登山口がある。「高岩登山道入口←」と書かれた道標がある。路肩に車を置いて出発する。■登山道に入り少し行くと、右側から林道跡と合流する。ここで左折して林道跡を進む。林道跡は所々簡易舗装が施されているが、車が入らなくなってからしばらく時間が経っているように思われた。■登山口から10分くらいで左側に柵で囲まれた広場の跡のような場所が現れる。ここで「→高岩登山道」と書かれた道標に従って右折し、林道跡から離れる。古いスピーカーの付いた電柱もあり、この付近は西毛野外教育センターの跡地のようだ。■数分行くと、大きな岩の下に壊れた祠がある。近くの岩の上には石碑も見られる。■祠を過ぎると勾配が急になり、雄岳と雌岳の鞍部まで登っていく。■恩賀から鞍部まで約30分だった。鞍部で右折し、まず雄岳に向かう。■林の中を数分登ると、岩場の下に出て道が左右に分かれるので、右折する。帰りに左の道に進んでみたが、少し行くと絶壁で行き止まりになっている。■岩の基部を回り込み、少し湿った窪みを過ぎると、鎖場の下に着いた。鞍部から5分ほどだった。■鎖場は3段になっている。下段はオーバーハング気味で少々手子摺るが、ホールドが多く鎖を使いながら通過する。中段は傾斜があるので3段のうち最も易しいかもしれない。上段は完全に垂直で最も難しく感じたが、下から見た印象よりは簡単だった。■この岩場は、鎖が設置されていなければ登り下りは不可能と考える。不慣れな人はロープで確保するのが妥当と思われる。■10分ほどで鎖場を登り切り、細い山道を5分も登ると、高岩の雄岳頂上に到着した。高岩を示す標識が数枚あった。■雄岳は非常に眺めが良く、周囲の山々を望むことができる。■しばらく眺望を楽しんだ後、元来た道を鞍部まで戻る。■鎖場は下りの方が大変ではないかと思っていたが、足を置く場所が多く、思いのほか楽に下りることができた。■雄岳から鞍部まで約25分だった。鞍部から雌岳に向かう。■大きな岩の脇を通り抜けると、急登となる。ロープが付けられている場所もあるが、雄岳の鎖場と比べればはるかに簡単である。■やがて、道が左右に分岐しているので、左折して岩の上に立つと雄岳を目の前に見ることができる。「高岩（雌岳）」と書かれた標識があり、ここが雌岳P1のようである。鞍部から10分ほどだった。■分岐まで戻り、先に数分進むと、左手に雌岳P2が姿を現す。両脇が切れている細い尾根の先は垂直に近い岩壁になっていて、登るのはあまりにも危険であるので、見るだけにして先に進む。■さらに数分行くと前方に雌岳P3が現れる。登山道から左に分岐する細い踏跡を少し登ると、右に浅間山を望む岩穴があり、左へわずかに登ると雌岳P3のピークに着いた。■ここも周囲の眺望がとても良い。目の前に雌岳P2が聳える。■分岐まで戻って先に進む。■5分くらい行くと「←八風平キャンプ場」と書かれた道標があるが、道は先に続いているので進んでみると展望の良い場所に出る。雄岳や裏妙義の山を望むことができる。■分岐まで戻り、道標に従って西へ進む。■5分ほどでロープの付けられている岩場を通過するが、特に問題ない。■岩場から数分下ると、アンテナの立つ場所を通過する。■ここから新緑がきれいな道を緩やかに下っていく。■アンテナから10分くらいで林道に出るので左折する。「高岩→」と書かれた道標がある。■林道を5分も下ると、県道に出た。ここには道標はないが、左折するとすぐに下り坂でブレーキが故障した車のための緊急待避所があり、目印になる。■車の通行の多い県道を10分ほど下ると、碓井軽井沢インターチェンジの交差点に着く。ここで左折して10分も歩くと、スタート地点の恩賀の登山口に到着した。■実は、高岩には昨年9月にも登りに来たが、悪天のため登山口を確認しただけで登らずに帰っている。■雄岳の鎖場はなかなか緊張したが、引き換えにすばらしい眺望を楽しむことができたので良かった。（2013年6月25日記載）