■軽井沢峠まで車で入る。■軽井沢峠から車道を南東へ進むと牛石峠に着く。■牛石峠から登山道に入る。少し行くと、道端に牛石という大きな岩がある。■牛石から数分登ると古い東屋が現れる。ここは2万5千分の1地形図の標高1442m地点である。このピークは牛石山と言う。■牛石山から細い尾根道を下っていくと、沢の音が聞こえてくる。途中、ヒメシャガの花がたくさん咲いていた。■やがて沢に下り立つ。この辺りは銚子の伽藍と呼ばれる。滝の落ち口を慎重に対岸へ渡渉する。滝の下方は薄暗いゴルジュとなっている。■沢から崩壊地の縁を登っていく。不安定な感じの踏跡である。■登り切ると山道に出て右折する。気が付かなかったが、銚子の伽藍から別の道があったようだ。■銚子の伽藍から30分くらいで横引き峰の分岐に着く。南へ山道が分かれ、道標には「つつじが峰通り・さねすり岩」と書いてある。別の標識は「粕川口」を指していた。■横引き峰の分岐を直進し、10分ほどで茶ノ木畑峠に着いた。■茶ノ木畑峠から右前方に山道が分岐しているが、小沼方面への道は左折して下っていく。尾根上の踏跡を直進し、茶ノ木畑山を目指す。■茶ノ木畑峠から薄い踏跡を拾いながら登っていくと、岩の上の小ピークに着く。ここが茶ノ木畑山頂上のようであるが、標識等は何も無い。茶ノ木畑峠から5分ほどだった。■茶ノ木畑山頂上から北側の樹間に尾根続きでより高いピークが見えるが、この先の尾根上はツツジのような低木のヤブが深く、進むのは困難に思われた。■茶ノ木畑峠まで戻り、小沼方面に進む。■茶ノ木畑山の西側を巻きながら下っていくと、小沼方向からオトギノ森へ続く林道跡と合流した。茶ノ木畑峠から5分ほどだった。■分岐から北側へ少し行くと茶ノ木畑山と長七郎山の鞍部に達する。■鞍部から茶ノ木畑山の北側のピークに行けそうだったので、尾根に取り付き登っていく。■上部はやはりヤブが濃いが、鞍部から10分くらいで茶ノ木畑山の北側のピークに登り着いた。樹間に先ほど登った茶ノ木畑山のピークが見えるが、やはりその間に踏跡は無さそうである。■鞍部まで戻り、オトギノ森へ向かう。■オトギノ森まで林道跡であるが、もはや車の通行は不可能であり、現在は幅広い登山道となっている。■鞍部から15分ほどでオトギノ森に着く。巨木が多く、自然林がきれいな静かな場所である。■オトギノ森は南側が開けている場所があり、先ほど通った銚子の伽藍や牛石山方面を望むことができる。■オトギノ森には、「おとぎの森」と書かれた標識や「赤城山頂温泉掘削地跡」と書かれた看板がある。■オトギノ森から森の中に付けられた山道を緩やかに登っていく。西側が崩壊している箇所があるので注意する。■やがて林道跡と合流すると、長七郎山への分岐に着く。■分岐から15分ほどの登りで長七郎山頂上に到着した。■天気はあまり良くなかったが、長七郎山頂上には登山に来た人が大勢いた。■長七郎山頂上から分岐まで戻る。ここで右折して少し行くと、小沼湖畔の沼尻に着いた。■沼尻から小沼の東側の湖畔を通って小沼平に向かう。■小沼平付近は、レンゲツツジが見頃を迎えていた。■小沼平から「関東ふれあいの道」という遊歩道に入る。■血ノ池を経て遊歩道から車道に出ると、数分で荒山の登山口に着いた。さらに車道を5分ほど歩き、スタート地点の軽井沢峠に戻った。■ツツジの花見を楽しむことができた。思っていたよりも花が残っていて良かった。今年のツツジもこれで見納めとなる。(2013年7月15日記載) |