2013年12月15日(日)

赤城周辺

和久土也山

12月15日 雪

ヒカリゴケ自生地の跡地700 →歩→ 和久土也山745−800 →歩→ ヒカリゴケ自生地の跡地835

日帰り 単独

ある書物で和久土也山の名を知る。何と読むか分からない。どの峰を指すのかも不明だったが、その書物の地図にある位置関係から、黒檜山北方の標高1400.4mの三角点が和久土也山であると考えられ、登りに出かける。2万5千分の1地形図によると、赤城北面道路から和久土也山頂上まで道の記載があり、これを利用することにする。赤城北面道路の途中に「ヒカリゴケ駐車場」と書かれた駐車場があり、ここに車を停める。道路を挟んで向かい側に「赤城山砂川のヒカリゴケ自生地の跡地」と書かれた標柱があり、一段上に柵で塞がれた洞穴があるが、肝心のヒカリゴケは絶滅して久しい。道路脇にある「赤城根赤城山国有林」と書かれた青い看板の裏側の斜面を登っていく。少し登ると傾斜が緩くなり尾根筋が明瞭になったので、その尾根に乗る。微かに踏跡が認められる。少し行くと尾根の右側に外れるが、踏跡と思われる所を登っていくと、和久土也山から南に延びる尾根に乗る。赤城北面道路から20分ほどだった。帰りに気が付いたが、この付近では伐採が行われているようで、近くの樹間に重機が置いてあるのが見えた。どこからか林道が延びてきているのかもしれない。尾根上を北に進む。丈の低い笹の中に微かな踏跡があるように見える。やがて大きな石が点在する場所を過ぎ、緩やかに登っていくと和久土也山頂上に到着した。和久土也山頂上には「鷹ノ巣山」と書かれた標識が木に打ってあったが、典拠は不明である。麓にある「鷹巣」という集落の名に由来するのであろうか。近くに雪に埋まりかけた三角点があった。点名は「二本楢」である。和久土也山頂上はカラマツの林がきれいな静かな頂上であった。雪の中で暫し休憩をしてから、元来た道を戻った。久しぶりの山行で、軽い冬山歩きを楽しめた。和久土也山はなかなか好ましい雰囲気の場所であり、晴れている時に再訪してみたいと思った。(2013年12月20日記載)


和久土也山頂上付近にて1(2013年12月15日)



和久土也山頂上1(2013年12月15日)



和久土也山頂上2(2013年12月15日)



和久土也山頂上3(2013年12月15日)



和久土也山頂上には「鷹ノ巣山」と書かれた標識があった(2013年12月15日)



和久土也山頂上の三角点(2013年12月15日)



和久土也山頂上付近にて2(2013年12月15日)



霧氷がきれいだった(2013年12月15日)



下山途中、和久土也山南方の尾根上にて(2013年12月15日)



戻る


1