2016年1月3日(日)

身延山塊

高ドッキョウ

1月3日 晴

樽登山口700 →歩→ 樽峠745−750 →歩→ 高ドッキョウ910−935 →歩→ 樽峠1035 →歩→ ヒュッテ樽1050−1055 →歩→ 樽登山口1115

日帰り 単独

板井沢から樽川沿いに進み、樽の集落を過ぎて車道終点の少し手前の樽峠への登山口まで車で入る。登山口には「←樽峠(60分) 平治の段(90分) ハイキングコース」と書かれた標識や「樽峠入口」と書かれた標柱がある。登山口から左側の茶畑へ下っていく道に入る。茶畑の脇を通り過ぎ沢沿いに進むと、左手に堰堤を見る。ここまで車が通れるくらいの幅の道であるが、ここから山道となる。沢沿いに行く。倒木がたくさん見られ、沢は荒れた感じであるが、歩行には全く問題ない。途中で右岸に渡る。沢には石積みの跡があり、以前わさび田があったと思われた。しばらく行くと再び左岸に渡り、ここから沢を離れて植林の中を登っていく。登山口から30分ほど行った所で小尾根を乗り越すが、ここに「↑峠 ←ヒュッテ」と書かれた標柱がある。樽ヒュッテへの分岐であるが、帰りに寄ることにして先へ進む。分岐から沢沿いの道となり緩やかに下っていき、対岸に渡る。この付近に水場がある。再び沢を離れ、植林の中をカーブしながら登っていく。自然林が見られるようになると、まもなく道端に2体の地蔵を見て樽峠に到着した。ヒュッテ樽への分岐から15分ほどだった。樽峠で石合や平治ノ段への道を分け、西へ稜線をたどる。始めは幅の広い稜線上を行くが、やがて道は細くなる。思いのほか登り下りが多い。標高978m地点の手前で左に分かれる道をわずかに入った所が清水方面展望所である。樽峠から約40分だった。南面の眺望がとても良く、竜爪山と思しき山も望むことができた。樽峠から高ドッキョウまで清水方面展望所以外はあまり眺めは良くないが、北側の樹間に篠井山や背後に富士山を望むことができる箇所もある。高ドッキョウ手前の急登はきついが、これを登り切って少し行くと高ドッキョウ頂上に到着した。清水方面展望所から35分くらいかかった。高ドッキョウ頂上を示す標柱や三角点がある。高ドッキョウ頂上は小広く、北東方向の富士山の眺望が非常に良い。天子山塊方面の山々を望むこともできた。高ドッキョウから西へ徳間峠方面の道があるが、今回は元来た道を戻る。北側にも刈り払われた踏跡があったが、どこへ通じているのかは分からない。帰りにヒュッテ樽に立ち寄った。手入れの行き届いた無人小屋だった。高ドッキョウは人気のある山のようで、正月というのに下山する途中で登ってきた人と何人か擦れ違った。3日前に近くの篠井山に登った時は、天気がいま一つで富士山を望むことができなかったが、今回は高ドッキョウ頂上から富士山の眺望を楽しむことができたので良かったと思う。(2016年1月31日記載)

 

樽峠にて1(2016年1月3日)


樽峠にて2(2016年1月3日)



樽峠にて3(2016年1月3日)



樽峠と高ドッキョウの間で樹間に篠井山を見る(2016年1月3日)


清水方面展望所からの眺望1(2016年1月3日)



清水方面展望所からの眺望2(2016年1月3日)



高ドッキョウ頂上1(2016年1月3日)



高ドッキョウ頂上2(2016年1月3日)



高ドッキョウ頂上3(2016年1月3日)


高ドッキョウ頂上の三角点(2016年1月3日)


高ドッキョウ頂上4(2016年1月3日)


高ドッキョウ頂上から富士山を望む1(2016年1月3日)


高ドッキョウ頂上から富士山を望む2(2016年1月3日)



高ドッキョウ頂上から天子山塊を望む(2016年1月3日)



ヒュッテ樽(2016年1月3日)


登山口付近の茶畑(2016年1月3日)


高ドッキョウ−GPS軌跡(2015年1月3日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
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