御坂山塊

天狗岩　蛾ケ岳

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4月16日　晴

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日帰り　単独

■大磯小磯林道を経て、峰山集落に達する。■「山梨の百名山　蛾ヶ岳（1279m）登山道入口　・山頂まで徒歩2時間　・山頂より四尾連湖まで徒歩1時間　・天狗岩まで徒歩30分」と書かれた旧下部町と旧下部町観光協会の大きな看板がある所を通り過ぎて少し行くと林道終点に着くが、犬が3匹繋がれていて駐車禁止のようなので、結局、登山道入口の少し下の路肩に車を停める。■峰山はかなり山奥の山上集落であるが、普通に民家が立ち並び、住民もいるようである。■登山道入口から民家の間を通り抜けて上の方に行くと、広場の脇を通り過ぎて植林の中の山道に入る。蛾ケ岳を指す新しい道標もある。■道は思いのほかしっかりしており、道なりに登っていく。■峰山から20分ほどで天狗岩への分岐に着く。「天狗岩→」と書かれた道標がある。天狗岩方面の木と木の間には細い注連縄が張ってあり、紙垂が垂らしてある。■分岐から尾根上に上がると、樹間に天狗岩が見える。■15分ほど踏跡をたどり、天狗岩頂上に到着した。途中、富士山や天子山塊方面の眺望が良い場所がある。天狗岩頂上の手前からはこれから向かう蛾ケ岳を望むことができた。■天狗岩頂上からも富士山や天子山塊の山々の眺めが良い。「天狗岩」と書かれた標識や標柱の他に、石祠や三角点がある。■天狗岩頂上から分岐まで戻り、蛾ケ岳を目指す。■分岐から天狗岩の西側を巻いて天狗岩と標高1052m地点との鞍部に着く。下折門への道は不詳である。ここから標高1052m地点の西側を巻いていく。■標高1052m地点を巻き終わり尾根上に出ると、眺めの良い場所がある。身延方面が開けていて、振り返ると天狗岩や天子山塊方面の眺めが良い。■標高1174mに向かって尾根が登りになる手前には、過去に林業で利用したと思われる滑車のようなものや東屋の跡のようなものがある。ここから尾根の右側に道は逸れていく。■道は不安定な感じになり、沢の源頭部を通過する。■沢の源頭部から5分ほど行くと、一本松が立つ地点を通過する。天狗岩への分岐から30分くらいだった。■一本松から少し行くと斜面が崩壊している地点があるが、巻道が付けられているので、通過に支障はない。■以前は蛾ケ岳から南に延びる尾根に道があったようであるが、現在は廃道のようで、道は尾根の西側を巻いていく。■途中で再び沢の源頭部を通過し、山腹の道を進んでいくと西肩峠に着いた。一本松から約30分だった。■西肩峠で四尾連湖方面からの道と合流する。■西肩峠から道が広くなり、一登りで蛾ケ岳頂上に到着した。蛾ケ岳頂上は広く、蛾ケ岳頂上を示す標柱や三角点、石祠がある。■蛾ケ岳頂上から南側は富士山や天子山塊方面、北側は南アルプスや甲府盆地方面の眺望がとても良い。■蛾ケ岳から元来た道を戻り、帰りは天狗岩に寄らず峰山に下山した。■蛾ケ岳は四尾連湖方面から登る人が多いようで、西肩峠と蛾ケ岳頂上の間では何人かと行き違った。■峰山と西肩峠の間では誰にも会わなかった。歩く人が少なそうな静かなコースであるが、道は明瞭で所々に新しい道標もあり、通行に問題はない。難点は峰山までのアプローチである。■峰山は桃源郷のような山上集落である。サクラが見頃であった。■蛾ケ岳は約21年ぶりの登頂となった。（2016年5月4日記載）