2016年5月1日(日)

男鹿山塊

鴫内山

5月1日 曇〜雨

鴫内一本杉森林公園605 →歩→ 鴫内山735−800 →歩→ 鴫内一本杉森林公園900

日帰り 単独

湯宮から大蛇尾木綿畑林道に入る。標高675m地点で大蛇尾川の上流方面に向かう林道を左に分け、さらに舗装された林道を進んでいくと、、標高770.5m三角点の北西にある平頂の西側の道が左に屈曲する地点に「鴫内一本杉森林公園」や「一本杉入口」と書かれた看板や「「一本杉園地入口」と書かれた道標があり、右に林道が分岐している。この少し先に鴫内山への登山口があり、「鴫内山登山口 山頂まで:約4km 所要時間:約3時間」と書かれた標識がある。一本杉への林道入口には「進入禁止」や「出入口の為 駐車禁止」と書かれた看板等があるので、登山口手前の路肩に車を置いて出発する。登山口から植林の中にしっかりした山道があり、20分ほど登ると送電線鉄塔の下を通過する。左手に安戸山が見える。送電線鉄塔を過ぎると左に送電線巡視道を分ける。「沼原線 NO.28 電源開発」と書かれた黄色い標識がある。植林の中をカーブしながら登っていく。植林を抜けて標高1123m地点を右から巻き終わると、盛土したような道となる。この付近まで等高線が密な箇所は、実際には道は左右にカーブしていて勾配は緩いが、この後は基本的に直登で勾配はややきつい。一登りして標高1150m付近で左から山道が合流する。送電線鉄塔からここまで約20分だった。「←尾根コース」と書かれた道標があるが、歩く人は少なそうで道は笹で覆われていた。分岐を過ぎると再び盛土したような平坦な道になる。それから一登りすると、高原山方面の眺望が得られる場所があり、その先で標高1265m地点を通過する。分岐から20分ほどだった。標高1265m地点を過ぎると再び登りになり、登り切ると細い尾根上を行くようになる。あいにくの天気で雨具を着用するが、なかなか好ましい雰囲気の尾根であり、小佐飛山方面の眺望も得られる。やがて前方に鴫内山と思われる平頂が近づき、少し行くと右から明瞭な山道が合流する。道標があり、左は「鴫内山山頂」、右は「百村方面(至:巻川林道)」、登ってきた方向には「鴫内方面」と書いてあった。分岐を左折して5分も登ると、鴫内山頂上に到着した。すでに先客が1人いて、聞くと巻川林道の方から登ってきたということである。前日は小佐飛山に登ったそうで、すぐに下っていった。鴫内山頂上には、鴫内山を示す標識と三角点があった。そして、趣のない机と椅子が置いてあった。「←古倉山90分」と書かれた標識があり、鴫内山からさらに奥へ山道が続いているが、今日は鴫内山までということで元来た道を戻った。登山口から鴫内山頂上までしっかりした道があり、迷う心配も無かった。途中、スミレの花や開花途中のカタクリの花が多かった。古い書物によると、鴫内山を「湯宮山」とする記述も見られる。天気予報は良かったが、実際の天気は悪くて残念だった。なかなか好印象の山だったので、機会があれば天気が良い時に再び登ってみたいと思った。(2016年5月22日記載)

 

途中の送電線鉄塔から安戸山を望む(2016年5月1日)


鴫内山への尾根上から高原山方面を見る(2016年5月1日)


鴫内山への尾根上から小佐飛山を見る1(2016年5月1日)



鴫内山への尾根上から小佐飛山を見る2(2016年5月1日)


鴫内山手前にて1(2016年5月1日)



鴫内山手前にて2(2016年5月1日)



鴫内山頂上(2016年5月1日)



鴫内山頂上の三角点(2016年5月1日)



鴫内山から下山途中の登山道にて1(2016年5月1日)


鴫内山から下山途中で黒滝山方面を振り返る(2016年5月1日)


鴫内山から下山途中の登山道にて2(2016年5月1日)


鴫内山−GPS軌跡(2016年5月1日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
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