2016年5月5日(木)

身延山塊

七面山

5月5日 晴

羽衣525 →歩→ 敬慎院830−845 →歩→ 七面山9351015 →歩→ 敬慎院1100 →歩→ 奥之院1125−1130 →歩→ 角瀬1315

日帰り 単独

羽衣の表参道の入口まで車で入る。羽衣から表参道を登っていく。幅が広いよく踏まれた道が続く。敬慎院は五十丁目で、一丁毎に石灯籠があり、目安になる。羽衣から10分ほどで神力坊という宿坊を通過する。まだ二丁目である。羽衣から約35分で十丁目を通過する。羽衣から約45分で肝心坊を通過する。十三丁目である。羽衣から1時間5分くらいで二十丁目を通過する。羽衣から1時間20分くらいで中適坊を通過する。二十三丁目である。水が引いてあり、じゃんじゃん流れている。羽衣からおよそ1時間50分で三十丁目を通過する。手前に眺めが良い場所があり、富士山や身延山、天子山塊の山などを望むことができる。この後、しばらく下山する人達とすれ違う頻度が多くなる。中には「南無妙法蓮華経」と題目を唱えながら下りてくる人もいる。老人を乗せた駕籠ともすれ違った。三十三丁目を過ぎた所では、白装束の行者の団体とすれ違う。「ご苦労さまです」と声を掛けられる。羽衣から約2時間20分で晴雲坊を通過する。三十六丁目である。羽衣から約2時間25分で四十丁目を通過する。左に分かれる踏跡があるが、「危険 立入禁止 七面山敬慎院」と看板に書いてある。その先に荷揚げ用ケーブルの中継点があるように見えた。5分ほど進み、四十一丁目には道端に祠がある。羽衣から2時間55分くらいで和光門に着く。四十六丁目である。和光門から石灯籠が並ぶ杉木立の道を緩やかに登っていくと、鐘楼がある。四十八丁目である。鐘楼で左に道が分かれるが、直進して吉祥門を過ぎると敬慎院の境内に入る。左の方へ行くと、池大神宮や本社が並んでいる。突き当たりの社殿で僧侶が出迎えてくれる。休憩を奨められるが、七面山頂上へ急ぐことにする。左に曲がり階段を登り切ると随身門がある。門の向こうに富士山が見える。随身門は四十九丁目で、敬慎院は五十丁目である。鐘楼で左折して、随身門を経て敬慎院に至るのが正解だったようである。随身門の前は御来光遥拝所という広場となっていて富士山の眺望が非常に良い。随身門から「七面山山頂」と書かれた道標に従って山道に入るが、すぐに広場となり、随身門の奥に続いている幅広の道と合流する。この広場は荷揚げ用ケーブルの終点である。これから登る七面山を望むことができる。荷揚げ用ケーブルの終点から敬慎院の境内の方へ伸びるモノラックのレールの下を通り過ぎ、山道に入る。初めはカラマツ林の中を行くが、標高が上がると針葉樹林の中を行くようになる。七面山頂上までナナイタガレに沿って登っていくが、山道はナナイタガレの縁よりもだいぶ右側に付けられているので、特に危険はない。ナナイタガレは大ガレともいう。所々で踏跡が分かれていて、これを入るとナナイタガレの全貌を見ることができるが、ロープが張られていたり、「危険 身延山岳会」と書かれた札があったりするので、注意を要する。七面山頂上は小広く、標識や三角点がある。木々に囲まれていて眺望はないが、古い展望盤が設置されている。七面山頂上から敬慎院まで元来た道を戻る。帰りも敬慎院で休憩を奨められるが、先を急ぐことにする。敬慎院の本社の裏手にある一の池という池を拝んでから出発する。敬慎院から奥之院まで林道のような道を行く。途中で4頭のシカが道端で草を食んでいて、近づくとこちらを睨んで飛びかかってきそうな雰囲気なので、退くのをしばらく待つことになった。敬慎院と奥之院の間には、二の池という小さな池や御神木への分岐があった。奥之院には、本堂のほか参篭殿という宿泊所や奉仕殿という休憩所がある。傍らには影嚮石という大きな岩がある。奥之院から裏参道を角瀬へ下る。裏参道は北参道とも言われている。奥之院から10分ほど下ると、左に雨畑への道が分岐する。「→安住坊を経て角瀬へ ←雨畑を経て池大明神へ 早川町」と書かれた標識がある。奥之院から20分ほどで明浄坊を通過する。三十丁目である。無人のようで閉ざされていた。奥之院から約55分で明浄坊を通過する。十九丁目である。ここも無人のようで閉ざされていた。奥之院からおよそ1時間35分で二合目を通過する。祠や石像がある。地蔵の並ぶ一合目を通り過ぎ、奥之院から約1時間40分で「七面山」と書かれた赤鳥居を通過すると神通坊に着く。ここは角瀬の裏参道の入口で「七面山北参道 是ヨリ四十八丁」と書かれた石柱を見る。角瀬からタクシーを請い、車を回収するために羽衣に戻る。羽衣で白糸ノ滝と雄滝を拝んでから帰途に就いた。七面山は敬虔な信仰の対象となっている山であり、荘厳な雰囲気の漂う山であった。(2016年8月7日記載)

 

羽衣の表参道の入口にて1(2016年5月5日)


羽衣の表参道の入口にて2(2016年5月5日)


三十丁目付近から北側の眺望(2016年5月5日)



三十丁目付近から赤沢宿を望む(2016年5月1日)


三十丁目付近から身延山を見る(2016年5月1日)



三十四丁目付近で白装束の行者の団体とすれ違う(2016年5月5日)



四十五丁目付近にて(2016年5月1日)



和光門1(2016年5月5日)



和光門2(2016年5月5日)


和光門付近の参道(2016年5月5日)


敬慎院にて1(2016年5月5日)


敬慎院にて2(2016年5月5日)


随身門から富士山を見る(2016年5月5日)



随身門(2016年5月5日)


荷揚げ用ケーブルの終点付近から七面山を見る1(2016年5月5日)



荷揚げ用ケーブルの終点付近から七面山を見る2(2016年5月2日)



敬慎院から七面山へ向かう(2016年5月1日)



七面山頂上1(2016年5月5日)



七面山頂上2(2016年5月5日)


七面山頂上3(2016年5月5日)


七面山頂上の標柱(2016年5月5日)


七面山頂上の三角点(2016年5月5日)


七面山頂上の展望盤(2016年5月5日)



ナナイタガレ1(2016年5月5日)


ナナイタガレ2(2016年5月5日)



ナナイタガレ3(2016年5月5日)



ナナイタガレ4(2016年5月5日)



ナナイタガレ5(2016年5月5日)



ナナイタガレの縁から富士山を望む(2016年5月5日)


ナナイタガレ5(2016年5月6日)


ナナイタガレ7(2016年5月5日)


ナナイタガレ8(2016年5月5日)


ナナイタガレ9(2016年5月5日)



ナナイタガレ10(2016年5月5日)


七面山から敬慎院へ向かう(2016年5月5日)



随身門の前の御来光遥拝所から身延山と天子山塊方面を望む(2016年5月5日)



随身門の前の御来光遥拝所から富士山を望む(2016年5月5日)



随身門の前の御来光遥拝所からの眺望(2016年5月5日)



敬慎院に戻る(2016年5月5日)


一の池(2016年5月5日)


敬慎院と奥之院の間でシカを見かける1(2016年5月5日)



敬慎院と奥之院の間でシカを見かける2(2016年5月5日)


敬慎院と奥之院の間でシカを見かける3(2016年5月5日)



二の池(2016年5月5日)


奥之院から富士山を見る(2016年5月5日)



奥之院にて(2016年5月5日)



裏参道で見たツツジ(2016年5月5日)



裏参道の自然林1(2016年5月5日)



裏参道の自然林1(2016年5月5日)


角瀬の裏参道の入口にて(2016年5月5日)


白糸ノ滝1(2016年5月5日)


虹の架かる白糸ノ滝の滝壺(2016年5月5日)


白糸ノ滝2(2016年5月5日)



雄滝(2016年5月5日)



七面山−GPS軌跡(2016年5月5日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
 承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。



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