2017年1月7日(土)

身延山塊

身延山

1月7日 晴

羽衣655 →歩→ 赤沢725 →歩→ 十萬部寺835−840 →歩→ 追分感井坊855−905 →歩→ 奥之院駅930 →歩→ 身延山935−945 →歩→ 奥ノ院思親閣950−1000 →歩→ 奥之院駅1005−1015 →歩→ 追分感井坊1035 →歩→ 十萬部寺1055−1100 →歩→ 赤沢1205 →歩→ 角瀬1230

日帰り 単独

今回は、赤沢から身延山を往復することにした。羽衣の七面山の登山口まで車で入る。羽衣橋を渡り、対岸を角瀬方向へ戻る。「町道白糸線」と書かれた標柱を見る。道は舗装されている。下り主体であるが、白糸橋という橋を渡ると登りに転じ、赤沢集落に到着する。石畳の道に入り少し行くと、車道に出たので、右折して道なりに進んでいく。妙福寺という寺の手前で右に石畳の道が分かれるが、車道を進むことにする。「林道赤沢線」と書かれた標柱を見る。妙福寺の先の墓地がある所で右にUターンするように曲がってしばらく行くと、右前方から登ってくる石畳の道と合流した。「七面山登山口へ ←赤沢〜白糸林道経由 約40分」と書かれた道標があり、帰りは石畳の道を下ることにした。赤沢から25分ほど行くと、道が左右に分かれている。右は「赤沢林道」、左は「十万部寺方面」と書かれた早川町の標識や「十萬部寺入口←」と書かれた道標があり、左の道に入る。「身延山や思親閣へは徒歩のみ通行可能です。車は通り抜け出来ません。」と書かれた看板もある。道は山間に入っていく。途中、なぜか道端にベンチが置いてある場所がある。崩壊地に付けられた新しいつづら折りの道を登ると、左に無住の民家のような建物が現れる。「妙正大明神、妙福寺御安置のお知らせ この度お堂裏、がけ崩れの為宗説坊にて御安置されております妙正大明神並びに諸天前神を妙福寺に御奉安させていただきます。お参りは妙福寺までよろしくお願い致します。妙福寺 住職」と書かれた貼紙があった。宗説坊という廃寺のようである。赤沢から宗説坊まで40分くらいだった。森の中に付けられた林道を行く。水が出ている箇所は凍結していた。途中、樹間に富士見山や南アルプスを望むことができる。標高900m付近から北に延びる尾根の方には林道が分岐している。「お断り ここから先は造林用の作業道であり、事故、山火事防止のため造林事業の目的以外の車両の通行を禁止します。管理者 早川町森林組合」と書かれた看板があった。宗説坊から30分ほどで十萬部寺に着く。手前左手には駐車場のような広場があり、その先に林道が続いているように見えた。十萬部寺には、庫裏のような新しい建物と祖師堂と妙法堂という一続きの古いお堂がある。手入れはされているが、無住のようである。十萬部寺までは車で来ることが可能と思われる。十萬部寺に「これより先は、車両の通りぬけは出来ません。早川町役場」と書かれた看板があり、十萬部寺から先は車の進入はできないようである。十萬部寺から追分感井坊まで緩やかな下り主体の道となる。道は悪くなるが、四輪駆動車であれば通ることができそうな道であり、轍も見られる。樹間に身延山や富士山が見えてくる。やがてつい4日前に鷹取山に登った際にも訪れた追分感井坊に到着する。追分感井坊の十萬部寺方面への林道の入口にも「これより先は、車両の通りぬけは出来ません。早川町役場」と書かれた看板がある。入口の道の真ん中に大きな岩が置いてあり、車は通行できなくなっている。この岩が無ければ、車の通り抜けは可能ではないかと思われた。追分感井坊から身延山の裏参道に入るが、身延山ロープウェイの奥之院駅まで引き続き林道歩きである。途中、樹間に七面山や篠井山、4日前に登った鷹取山などを望むことができた。奥之院駅から身延山北側展望台に出た。ここを身延山頂上と見なしてよいのではないか考える。南アルプス方面や富士見山の眺望がすばらしい。身延山北側展望台から奥ノ院思親閣に裏から入り、身延山東側展望台に回る。富士山や天子山塊の眺めが良い。身延山東側展望台から奥之院駅に戻り、身延山南側展望台から富士山や天子山塊をもう一度望む。その後、奥之院駅から赤沢まで元来た道を戻る。帰りに十萬部寺近くの駐車場のような広場を見ようとしたところ、「ドン!」という変な音がしたので、止めてそのまま林道を下っていった。気味が悪く感じたが、しばらく行くと後ろから軽トラックに追い越され、山仕事の人が来ていたということが分かって一安心する。帰りは赤沢集落の上部から石畳の道に入り、赤沢集落を見学してから角瀬に出た。角瀬からタクシーで羽衣に戻り、車を回収して帰途に就いた。登山と言うよりも林道歩きであったが、今回の山行により、久遠寺から身延山や赤沢宿を経て、七面山まで一通り歩いたことになったので、良かったと思う。(2017年4月23日記載)


赤沢にて1(2017年1月7日)



赤沢にて2(2017年1月7日)



赤沢と宗説坊の間で笊ケ岳を見る(2017年1月7日)



宗説坊(2017年1月7日)



宗説坊と十萬部寺の間で樹間に富士見山を望む(2017年1月7日)



宗説坊と十萬部寺の間で白峰三山を望む(2017年1月7日)



十萬部寺(2017年1月7日)



追分感井坊(2017年1月7日)


追分感井坊と身延山の間で鷹取山を見る(2017年1月7日)



追分感井坊と身延山の間で七面山を見る(2017年1月7日)



追分感井坊と身延山の間で鷹取山と安倍奥の山を望む(2017年1月7日)



身延山を目指して進む(2017年1月7日)



身延山頂上から甲府盆地と奥秩父方面の眺望(2017年1月7日)



身延山頂上から富士見山と白峰三山を望む(2017年1月7日)



身延山頂上から白峰三山を望む(2017年1月7日)


身延山頂上から塩見岳・荒川岳方面の眺望(2017年1月7日)


身延山頂上から笊ケ岳を見る(2017年1月7日)



身延山頂上から七面山を見る(2017年1月7日)



裏から奥ノ院思親閣に入る(2017年1月7日)



奥ノ院思親閣にて1(2017年1月7日)



奥ノ院思親閣にて2(2017年1月7日)



身延山東側展望台から富士山を望む(2017年1月7日)



身延山東側展望台から篠井山を見る(2017年1月7日)



身延山東側展望台から麓を見る(2017年1月7日)


奥之院駅付近から笊ケ岳を望む(2017年1月7日)ら



奥之院駅付近から奥ノ院思親閣の方を見る(2017年1月7日)



身延山の七面山拝礼所から七面山を望む(2017年1月7日)



身延山から追分感井坊に戻る途中で樹間に鷹取山を見る(2017年1月7日)



身延山から追分感井坊に戻る途中で樹間に富士川を俯瞰する(2017年1月7日)



身延山から追分感井坊に戻る途中で白峰三山を望む(2017年1月7日)



追分感井坊から十萬部寺に戻る途中で樹間に身延山を見る(2017年1月7日)



十萬部寺から宗説坊に戻る途中で甲府盆地、奥秩父方面を眺める(2017年1月7日)


赤沢に戻る(2017年1月7日)



赤沢にて3(2017年1月7日)



赤沢にて4(2017年1月7日)



赤沢にて5(2017年1月7日)



赤沢付近から周辺の山を見渡す(2017年1月7日)



羽衣の白糸ノ滝(2017年1月7日)



身延山−GPS軌跡(2017年1月7日)
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。(承認番号 平26情複、 第537号)
 承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。




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